田中前外務大臣の1/21での国会での発言について視聴者には好感がもたれたけれど与党幹部には不平であったろう。よく政治家は義理・人情に厚いといわれているが、国民には薄い。田中さんが男性であったならば殺されていたかもしれない。そのなかであれだけのことをいったのはすばらしいことであり、今後さらに平民に属する国民は応援していくべきだと思う。鈴木議員に関しては、貧しいながらも政治家になり活躍してきたのはかれらなりの努力がある。今の議員制度は議員の地元利益を優先しないと選挙地盤をつくれないことが問題でありそれを忠実にしたがったのが彼である。彼は味方勢力が初めは少ない中で旧式日本国会の中で活躍してきたと思う。彼のバックには橋本派でもなく野中議員でもない違う勢力がいるのだろう。鈴木議員の田中前大臣の問題以外の問題以外は地元議員としては当然のことで根本は選挙制度と国に税金が集まりすぎていることである。地方自冶に対する予算を増やし国の予算を削り権力を地方に移すことであると思う。今回の田中前大臣と鈴木議員の問題は小泉総理のリーダーシップのなさと無責任行動・無能力から起きたことである。小泉総理の構造改革というのは現在の腐敗した官僚組織・大手金融機関・大企業を守りこの国を維持していこうとしていることである。すなわち国民が望む構造改革からすると抵抗勢力である。小泉総理もおそれている勢力はその勢力のためにも見捨てるべきである。橋本派は基本的に田中前総理を批判しないし、その背後にいる勢力も手出しはしない。また、しないほうがいい。彼女を責めるのは本当は小泉総理と官邸である。彼らの懐には外交機密費がある。発表されている金額よりももっと大きいだろう。この国会で問題にするのはなぜアフガン問題でNGOをはずそうとしたのか、そのことは総理も官邸も納得済みである。なぜ、田中前大臣の改革の足を引っ張ったかということでありそこになにかしらの事件がからんでいるからである。すべては小泉官僚主導内閣のしわざである。橋本派は隠れた田中家の亡霊をおそれているが鈴木議員はあまり知らなかったんだろうが、小泉内閣および官僚はしらなすぎる。このなかで政治家をやめてほしいのは田中前大臣・鈴木議員でもなく小泉内閣であると思う。