NY株:景気回復期待が強まりほぼ全面高の展開 [毎日新聞2月14日]
【ワシントン逸見義行】13日のニューヨーク株式市場は、景気回復期待が強まったことから、ほぼ全面高の展開となり、ダウ工業株30種平均株価は前日終値比125・93ドル高と反発。9989・67ドルと1万ドルの大台目前に近づいた。1月10日以来約1カ月ぶりの水準。ハイテク銘柄の多い店頭市場のナスダック総合指数も同比24・95ポイント高と反発して、1859・16で取引を終えた。
この日は、自動車を除く1月の米小売売上高が前月比1・2%増と大幅に増加したことから、個人消費の回復期待が強まり、幅広い買い注文が入った。
( 2002-02-14-10:23 )