投稿者 倉田佳典 日時 2000 年 8 月 14 日 18:38:13:
08/14 15:02 「WTOは悪夢」と批判 グローバル化で国連人権委 外経42 #01
【ジュネーブ14日共同】国連人権委員会の人権小委員会は十四
日までに、グローバル化と人権に関する報告をまとめ、先進国が主
導権を握っている世界貿易機関(WTO)は途上国市民の人権にと
って「悪夢だ」と痛烈に批判した。
報告は、アフリカ諸国の専門家が中心となってまとめた。WTO
だけでなく、国際通貨基金(IMF)などの国際金融機関も「途上
国に命令を押しつけている」とやり玉に挙げており、代表的な国際
組織に対する途上国の不満を代弁した内容だ。
(続) 000814 1502
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08/14 15:02 「WTO 外経42 #02
報告は、WTO協定が「(途上国にとり)著しく不公正であり、
ときには偏見さえ見受けられる」と指摘。先進国中心の一連の協定
は「既に国際貿易を支配している一部の巨大企業に利益をもたらす
だけだ」と結論づけた。その上で、途上国はWTO体制下で「取る
に足らない立場」しか与えられておらず、早急に改革を実施するよ
う求めた。また、WTOの幹部に女性がほとんどいないとして、女
性の人権の観点からも問題があると批判。
IMFについては、自らの機構改革には消極的なのに、支援対象
国には「選択肢や柔軟性がほとんどない『処方せん』(経済改革案
)という名の命令」を与え続けていると非難。途上国に配慮を示し
始めた世界銀行は「少しはまし」だが、改良の余地はあるとした。
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(了) 000814 1502
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