投稿者 倉田佳典 日時 2000 年 9 月 09 日 19:57:09:
09/09 17:38 NGOの選挙監視団を禁止 ユーゴ政権が弾圧強化 外信80 #01
【ベオグラード9日共同】ユーゴスラビア連邦選挙管理委員会筋
は八日、二十四日の大統領・議会選挙で、国内の非政府組織(NG
O)による選挙監視を選管が禁止したことを明らかにした。
ミロシェビッチ大統領の劣勢が伝えられる中、投票日は二週間後
に迫っており、野党や欧米諸国から不正を容易にするのが目的だと
の批判が強まりそうだ。
選挙監視の意向を示していたNGO「自由選挙民主主義センター
」本部が八日、警察の家宅捜索を受けてコンピューターや文書を押
収される事件もあり、政権側はNGOも政敵として弾圧に乗り出し
たようだ。
外国の選挙監視団について政府は、親ユーゴのロシア、中国、イ
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ンドの受け入れを発表したが、選管筋は「どの国が申請し、認めら
れるのか分からない」と述べた。
(続) 000909 1739
[2000-09-09-17:38]
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09/09 17:38 NGOの 外信80 #02
ユーゴは国内外の選挙監視団受け入れを義務付けた欧州安保協力
機構(OSCE)の宣言に調印しているが、投票は少なくともユー
ゴのNGOによる監視なしに行われる。野党の監視は認められてい
る。
一方、世論調査で大統領をリードしているコシュトニツァ候補を
擁立した「セルビア民主野党連合」は八日、与党・社会党が提出し
た大統領の出馬を求める約百六十万人の署名を確認するため選管に
閲覧を要求し、拒否された。同連合関係者は「選挙が違法に行われ
る兆候の一つだ」と述べた。
(了) 000909 1739
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