投稿者 倉田佳典 日時 2000 年 9 月 08 日 19:37:04:
09/08 08:09 湾岸症候群の原因は不明 サリンなどと特定できず 外信22 #01
【ワシントン7日共同】湾岸戦争に参加した元米軍兵士が吐き気
やめまいに悩まされている「湾岸戦争症候群」の原因を調査してい
た米科学アカデミー医学研究所は七日、猛毒物質のサリンや劣化ウ
ランが原因とは特定できない、とする報告書を発表した。
米国防総省の要請で同研究所が調べたのは、サリン、毒ガス解毒
剤、劣化ウラン、炭疽(そ)病・ボツリヌス菌中毒ワクチンと、症
候群の症状との関連。同研究所は、東京の地下鉄サリン事件や米国
内の被ばく、ワクチンの臨床試験結果などの事例と症候群を比較し
た。
しかし、いずれも症候群の症状とは完全には一致せず、原因とは
特定できなかったという。
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(続) 000908 0810
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09/08 08:09 湾岸症候 外信22 #02
原因の特定を阻んだ要因のひとつは、兵士らがどの程度の濃度の
神経ガスや劣化ウランにさらされたかはっきりしないこと。戦場で
の急性症状がなかったことから、ごく低濃度だったとみられるが、
低濃度の神経ガスなどの影響に関する研究はなく、元兵士らの症状
と比較する材料がなかったとしている。
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