投稿者 倉田佳典 日時 2000 年 9 月 07 日 19:20:58:
09/07 00:49 核製造で数千人が被ばく 米政府が民間被害隠す 外信163#01
【ワシントン6日共同】六日付の米紙USAトゥデーは、第二次
大戦中の一九四○年代から五○年代にかけて、米政府が核兵器製造
過程での被ばくの危険を知りながら、放射性物質を扱う作業を民間
の下請け労働者に発注、がん発症など数千人の被ばく被害を隠し続
けていたと報じた。
核兵器製造労働者の被ばく問題については、米議会で現在、補償
問題が議論されているが、最近公開された米公文書に基づく記事は
、被害の規模が極めて広範囲で、政府が現在も被害実態を隠してい
ると指摘している。
(続) 000907 0050
[2000-09-07-00:49]
続き (改行で次文書 E:終了)
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09/07 00:50 核製造で 外信163#02
米政府は広島へ投下された最初の原爆の開発段階から、プルトニ
ウムやベリリウムなどの放射性物質の取り扱いを、中小企業を含む
二百以上の民間企業に担当させていた。
その結果、数千人の労働者が許容量の数百倍の放射能を浴び、が
んなどになった。政府は発病の事実を文書に残していたという。
同紙は米国各地にあった契約企業の所在地リストも掲載。周辺の
川なども放射性物質の廃棄で汚染されたとしている。
(了) 000907 0050
[2000-09-07-00:50]