投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2000 年 9 月 05 日 01:20:52:
【カイロ4日=久保健一】
ロンドン発行の汎(はん)アラブ紙「アッシャルクルアウサト」(三日付)はイラク政府に近いイラク人医師の話として、イラクのサダム・フセイン大統領(63)ががんの一種である悪性リンパ腫(しゅ)にかかり、治療を受けていると報じた。
それによると、当初はイラク人医師団が治療していたが、その後、フランス、ドイツ、スウェーデン人からなる五人の外国人医師団が治療にあたるようになった。バグダッド近郊の大統領宮殿の一つを専用治療所にあて、ヨルダン経由で輸入された医薬品で治療を施しているという。また、大統領は、呼吸困難、記憶喪失などの症状を訴えているという。
さらに同紙は、大統領が一族の会議を開き、職務執行が困難になった場合の代行者として、二男クサイ氏を指名したと報じた。
(9月5日00:02)