投稿者 DC 日時 2000 年 9 月 04 日 00:33:28:
回答先: 確率が上方修正されました 投稿者 DC 日時 2000 年 9 月 01 日 00:28:32:
http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/news/2000/miyake/remarks/sippai.html
火砕流情報 8.29火砕流の発表が,発生から12時間後になった.その根拠が部外情報.すなわち民間人によって大久保浜から撮影された海を走る火砕流だった.大久保浜は三宅島測候所のすぐ脇の浜.
噴煙高度 8.10噴煙の高度を3000メートル,8.18噴煙高度を8000メートル以上と発表した.それらはそれぞれ8000メートルと1万7000メートルであることがたしからしいことがわかってきた.その数値情報は噴火中あるいは噴火直後にインターネット上で公開されていたが,気象庁はそれを採用しなかった.現時点でも訂正情報を出していない(と思う).たしからしい数値は,島外からの写真・気象レーダー・人工衛星画像・航空機情報
VAACなど.
緊急火山情報 伊豆部会の8.31見解を臨時火山情報として伝えた.私の公開質問に答えた気象庁は,生命・身体への危害が及ぶ可能性があるとみている.そしてその予知はできないと予知連会長が明言している.緊急火山情報を出さない理由がみつからない.緊急火山情報は現時点でもでていない.
活動火山対策特別措置法21条と火山情報の出し方(気象庁内規)に違反している.
発見者通報 8.29.0638ころのわたしから発見者通報を,三宅島測候所は却下した.情報確認もいまにいたるまでなされたという報告・報道がない.これは
気象庁火山観測指針(観測編)4.4.3(4)に違反している.
大岩飛来の危険範囲 8.18噴火後しばらくして出された火山情報文面に,空中を飛来して着弾する大岩の危険が「中腹」にあると書かれたが,これが8.24.2205火山情報で,火山現象にとくに変化がなかったのに理由説明なく「山麓」に置き換えられている.
http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/news/2000/miyake/eruption/0829/sokkojo.html
8.29.0638ころの約4分間の電話.
測候所:「(三宅島)測候所です」
「群馬大学の早川です.名前を教えてください」
測候所:「いえません」
「では,肩書きを教えてください」
測候所:「いえません」
「わかりました.この事実を公表します」
「神着みもいで石が降った」
測候所:「神着では降っていません」
「神着はひろい.測候所では降ってなくても
ほかでふっていることがありうるではないか」
測候所:「かくにんがとれない」
「かくにんがとれなければ,ふってないというのか」
測候所:「ふったことにはならない.ふったかもしれないがふってないかもしれない.だから,(そういうときは)ふっていない(ことになる).測
候所でかくにんしてはじめてふったことになる」
「測候所で降ってないことは事実でしょう.しかし三宅島でどこにもふってないかどうかはそれだけではわからない.いまNHKは三
宅島で噴石がふったという情報はないと言っている.これについてどう思うか」
測候所:「確認できなければ,降ったとは言えない」
「上司はそばにいませんか」
(30秒ほどして別の人が出た)
測候所:「所長は別の電話にでている」
「いまのかたと同じ意見ですか」
測候所:「はい」
「後悔しませんか.訴えられるでしょうよ」
測候所:「行政訴訟でもなんでも起こしてください.質問は何ですか」
「わたしが測候所に聞きたいことは何もない」
測候所:「そうですか.こちらからは質問ありません」ガチャン
http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/news/2000/miyake/index.html
9.03(日)
東京都はきょうの大規模防災訓練を予定通りほんとにやるらしい.(0715)
----------------------------------------------------------
# 阪神大震災の教訓をいまだに生かせない、バカな国。
# 防災訓練=災害を防ぐ訓練 今日やったのは被災地を後処理する訓練?