投稿者 記事転載 日時 2000 年 9 月 02 日 22:28:08:
NO.1193
日時 : 2000年9月1日 17:03 ペンネーム=ホープ軒
はじめまして。
いろいろ探していたのです。こういうページがあるとはインターネット
ってすごいですね。このあいだまでなら一人一人のことなんて忘れ消さ
れてしまったでしょうに。
今回、私が探していたのは、「癌7割生還」関連のことなのです。十
数年前、私の父は肝臓ガンに倒れました。そこで色々調べ久米宏司会の
「ガン戦争パート何とか」で紹介された大塚の「一心病院」というとこ
ろへ入院しました。ところが、ここの治療は心ないもので、毎日のよう
にガンで死んだ患者を送り出す看護婦の態度も冷たいものでした、父は
他の患者と共に入院時に「おまえら遺書書いておけよ」などとのたまわ
れ、その後辛い治療(サンアドバンスや、温熱治療、サルのコシカケ)
を続けるのでした。また、教会の勉強も強いられ、日に日に細くなって
ゆく父が、家族のものに見られないよう引き出しの奥に文氏の聖書を隠
していたことを憶えています。
さらにここの治療は保険が利かないものが多く、多宝塔や壺、一和の
人参なども買わされ蓄えに余裕がなくなった我が家は、病院側の「命と
お金を秤に掛ける」説得により、工場(町工場)をも売り払う羽目にな
りました。
父は一度退院するのですが、その後病巣は悪化し倒れ、最終的には本
人の意向でこの病院で死ぬのですが、死ぬ間際までここの教えにすがり
、看護婦に邪気にされ死んだ父は哀れでした。
で、話はここで終わらず、葬式が終わって幾日もせず始まったのです。
後で言う霊感商法・マインドコントロールが。一心病院の黒木という世
話になった看護婦長から母に電話連絡があり、「これからは人生が明る
くなる人に会いに行きましょう!」のようなことを言われ、父が亡くな
り気が動転していた母は誰かに助けを求めたかったのでしょう、行くこ
とにしました。そして説法、その後黒木と2人狭い部屋に閉じこめ、「
今しか無い!」と、数十万円の印鑑を勧められ、渋っていると黒木は裏
の部屋に行き(想像ですが、カメラ越しに観察して色々手段を練ってい
たのでしょう。)戻ってくるの繰り返しでした。そして最後に母を落と
したのです。
しばらくしていろいろ落ち着いた頃、教会のことが色々マスコミで話
題になり、だまされた私も母も非常に悔しい思いでした。
今では、どうする気もないのですが、京北病院の小林常雄(天林恒雄
・当時)が、いまだにマスコミに登場すると当時の思い出が蘇り腹が立
ちます。
※ガン7割生還でといっても、一度退院させたのをカウントしているの
だと思います。最終的に生きている人は知りません。
◇コメント
それが事実とするならば、
そんなオウムの親玉さながら?の病院がそのまま続いてもいいのか?
厚生省は、「死への恐怖をダシに患者とその家族から身ぐるみ巻き上げる」洗脳としか私には思えない営業活動を認めている、という意味ですか?実情を把握なさっていますか?
ここでの「ガン生還率」とはどういう意味の数値か、またそれは正しいのか?
それと、壺のような各種「小道具」までが、まさか医療費控除に認められますか?
例えば、悪魔教義に基づいたカルト教団が、たとえ無差別虐殺テロや内乱計画を隠し持っていたとしても、この国ではなお宗教法人としておぞましい勧誘活動をふてぶてしく続けて行けるらしい。
それと同様に、不思議です。