三宅島の噴火を防ぐ試みについて

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投稿者 座頭市 日時 2000 年 9 月 02 日 02:36:01:

 人類は過去、自然の猛威の前になすすべもなく、ただ
右往左往するのみであった。
 今回の三宅島の噴火に臨んでも同様で、ただ山の神の
怒りが鎮まるのを拱手傍観して眺めているのみであった。
そこで、ここでひとつ、積極的にコントロールする試み
を行ってみてはどうだろうか。

 火山の噴火は化学実験でおなじみの、一種の突沸現象
と考えることができる。
例えば、試験管に水を入れて加熱して行くと、ある時
瞬間的に沸騰し、試験管の中の水が一瞬のうちに吹き出
して水蒸気になってしまう。ときには試験管を破裂させ
ることもありうる。
火山の突然の噴火もこれとよく似た現象ととらえること
ができる。降雨により地下に浸透した水がマグマに触れ
て一瞬のうちに水蒸気爆発をおこし、噴石をまき散らす
わけである。

 突沸を防ぐには一般に沸騰石(素焼片や毛細管)を少
し入れておくだけで、水は緩やかに沸騰し、突然の過激
ま沸騰を避けることができる。これは化学の実験に際し
、ごく普通に用いられる手法である。
そこで火山の噴火を防ぐ手段としてこの手法を応用して
みてはどうだろうか。
火山に対して沸騰石のようなものはちょっと思い当たら
ないが、とりあえあずは突沸を防げればよいのであるか
ら、何か他の手段がないかと考えると、まず思い当たる
のが、界面活性剤の利用であろう。

即ち降雨がくる直前に、火口の中に界面活性剤(できれ
ば熱に安定で、環境中で微生物により分解が容易なもの
が望ましい)をヘリコプターで運搬し投入する。
このときシリコンオイルを1割程度、混入させておくと
なおよろしい。界面活性剤は雨水とともに地中に浸透し
、加熱水蒸気による部分的な加圧現象を緩和してくれる
であろうことが期待される。火口からはブクブクと噴火
がおきても、噴石をまき散らすような突然の噴火は防げ
るのではなかろうか。

例えばLAS(アルキルベンゼンスルホン酸ソーダ)の
ような界面活性剤10トンに対しシリコンオイル1トン
を混合し、降雨の前にヘリコプターから火口に投下して
みてはどうだろう。ただし、地下水を利用している場合
は、後日の汚染が気掛かりになるが・・・。
この方法でとりあえずは噴石をまき散らすような激しい
噴火は回避できるのではなかろうか。

日本人をはじめとする東洋人の思想の根底は、自然と共
生し、自然の一部分として生活することが大きな美徳で
あったし、近年の地球環境の破壊を防ぐには最も優れた
生き方といえるであろう。

さしづめ現代版のバベルの塔のような荒唐無稽なことか
もしれないが、資金と住民の許可があれば、是非やって
みたいなあ〜。





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