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投稿者 倉田佳典 日時 2000 年 9 月 01 日 20:14:11:
09/01 18:09 異物は定検で生成、混入か 美浜３号機の蒸気発生器 社会104#01
共同
関西電力は一日、定期検査中の美浜原発３号機（加圧水型軽水炉
、出力八十二万六千キロワット、福井県美浜町）の蒸気発生器で見
つかった金属の異物について、前回の定期検査で配管を溶かして切
断した際に発生した金属片が混入した可能性が高いと発表した。
関電によると、蒸気発生器への異物混入は、一九七五年に九州電
力玄海原発１号機で建設時に混入したとみられる巻き尺が見つかっ
た例など五例あるが、定期検査の作業で発生した異物が混入した例
はない。
異物がはさまっていた蒸気発生器内の伝熱管（厚さ約一・三ミリ
）三本が、最大で○・六ミリもすり減っていた。栓をして使えなく
する作業などのため、九月下旬に予定された定検終了は一週間から
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十日程度延びる見通しとなった。
（続） ０００９０１ １８０９
[2000-09-01-18:09]
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09/01 18:09 異物は定 社会104#02
関電によると、異物は四、五センチ四方の板状で、厚さ約○・三
ミリから二ミリ。皿のように湾曲し、表面は黒さびで覆われている
。成分はほとんどが鉄で、断面に溶けた金属が急速に冷えて固まっ
た場合にできる小さな空洞が多数あった。
前回の定期検査で行った蒸気発生器内の水位を一定に保つ主給水
制御弁の交換作業で、炭素鋼製の配管を溶かして切断した際に、配
管の一部が飛び散り冷えて固まり、混入した可能性が高いという。
関電は定検の作業内容などから異物の発生源や混入経路を調べて
いる。
（了） ０００９０１ １８０９
[2000-09-01-18:09]
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