投稿者 倉田佳典 日時 2000 年 9 月 01 日 20:10:36:
09/01 08:03 英領ジャージーで独立機運 税制改正に住民が猛反発 外信09 #01
【ロンドン31日共同】租税回避地として有名な、イギリス海峡
の英領ジャージー島で、英国からの独立機運が盛り上がっている。
経済協力開発機構(OECD)が同島を「有害な税制地域」に指定
し税制改正を勧告、英政府が同調する姿勢を示したためだ。
ジャージー議会のポール・ルクレール議員は英紙フィナンシャル
・タイムズに対し「ロンドンの金融中心地としての地位を守るため
、英政府はジャージー島の住民を犠牲するつもりだ」と指摘。住民
の不満を背景に、九月から議会などで独立をめぐる本格議論を始め
、早ければ来年にも住民投票を実施したい意向だ。
(続) 000901 0803
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09/01 08:03 英領ジャ 外信09 #02
OECDは今年六月、「改善が必要な税制地域」としてモナコや
バハマと並んで英領ジャージー島やマン島など三十五カ国・地域を
指定。マネーロンダリング(資金の洗浄)や脱税を防ぐため「今後
一年以内に税制を改正しなければ制裁措置をとる」と警告した。
英政府はOECDの勧告に従うとともに、金融機関の情報開示な
どでも前向きな姿勢を表明したことから、住民の反発が一気に高ま
っていた。
ジャージー島は人口約九万人。王室保護下の自治領として独自の
行政組織や税制を約八百年間も維持してきた。低税率のため海外か
らの預金や投資は九百億ポンド(約十四兆四千億円)に上り、同島
の収入の八○%は金融業といわれている。
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(了) 000901 0803
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