投稿者 アイテテテ・・・ 日時 2000 年 9 月 01 日 16:59:32:
環境NGO:
世界90カ国首脳に温暖化防止策訴えるメール
環境NGO(非政府組織)の「世界自然保護基金(WWF)日本委員会」と「気候ネッ
トワーク」は1日、電子メールで世界の90カ国の首脳に地球温暖化防止策の強化を訴え
るメッセージを送るキャンペーンを始めた、と発表した。ホームページに名前などを送信
すると、各国首脳に自動的にメッセージが送られる仕組みで、環境問題に関心のある人に
呼びかけ、国内で1万人以上、メッセージにして100万件の参加を目指す。
このキャンペーンは「WWF」「地球の友」「グリーンピース」など16の国際環境保
護団体が、11月にオランダのハーグで開かれる気候変動枠組み条約第6回締約会議(C
OP6)に向けて企画した。英語を母国語とする欧米では8月22日から始まり、すでに
50万件のメッセージが送られた。
英語のホームページ(http://www.climatevoice.org)に
アクセスし、自分の電子メールと名前、国籍を打ち込んで送信すると、「温暖化は世界中
の生物や人々の生活に壊滅的な打撃を与える可能性があります。COP6で、効果的な温
暖化防止策を取ってください」などのメッセージが、クリントン米大統領やシュレーダー
独首相ら約90カ国の首脳に送られる。
WWF日本委員会などは近く日本語のホームページ(http://wwfjapa
n.aaapc.co.jp/cv)も開設する。
COP6は1997年に採択された京都議定書の具体的な運用を決める節目の会議で、
キャンペーンはCOP6までに世界で1000万件のメッセージ送信を目指す。
WWF気候変動担当の鮎川ゆりかさんは「多くの声を集めて、実効性のある温暖化防止
策を実現させたい」と話している。