投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 8 月 30 日 15:01:14:
回答先: 強い電磁波で白血病死増加 溶接従事者ら対象に推定 投稿者 しぜん 日時 2000 年 8 月 30 日 11:59:00:
2000.08.30 Web posted at: 11:39 AM JST (0239 GMT)
ヘルシンキ(ロイター) 携帯電話機から出る電磁波が健康に与える影響に懸念の声が高まっているのを受け、欧米の大手メーカー各社は、来年から、全商品に電磁波量を表示することを決め、準備を進めている。業界最大手・ノキア(本社・フィンランド)の報道担当者らが28日、ロイターに語ったところによると、同社は、モトローラ(米国)、エリックソン(スウェーデン)と共に、携帯電話機からの電磁波量を示す「比吸収率(SAR)」を計測する際の基準設定を進めているという。
現在、各社間の調整を行なっている段階で、計測基準は来年早々にも最終決定する見通し。その後、各社は、すべての商品について、常時SAR値を表示する予定だ。
携帯電話の使用が、ガンなど健康上の危険につながるのではないかとの懸念に対応した動きで、「この問題に関する消費者の関心は高く、商品に関する情報を得たいとの消費者の要求に答えたいと考えた」と、モトローラの報道担当者は説明する。
エリックソンは、SAR値の表示を来年4月までに開始する予定。ノキアは期日を特定していないが、「測定基準が策定され次第」始めるという。また、モトローラも、「来年初めには測定基準に関する合意が得られる」との見通しを示した上で、「できるだけ早く商品への表示を始めたい」としている。
電磁波量の値は、機器自体でなく、機器を包装する箱に表示される予定だ。
携帯電話機の電磁波による危険性については、今のところ確固とした裏付けはなく、専門家の間でも結論は出ていない。携帯電話の利用者は現在、世界各国で計5億7000万人にのぼり、5年後には14億人まで増えるとの推計もある。
米連邦通信委員会(FCC)は、すでに携帯電話の電磁波量について安全基準を定め、メーカー全社に対して、国内での販売を承認する際、SARレベルの報告を義務付けている。一部の機種については、消費者がFCCを通してSAR値を知ることも可能だ。しかし、現時点ではSARの計測基準が不統一で、米国とヨーロッパでは別々の基準が使われていることなどが問題になっている。