投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 8 月 29 日 19:54:49:
リチャード・ニクソン元米大統領はドラッグ常用者で暴力夫とする本が出されたが、元大統領の友人や側近らは、書かれた内容を否定した。問題の本は、英BBCジャーナリスト、アンソニー・サマーズ氏が、新たに出版した「The Arrogance of Power: The Secret World of Richard Nixon」。同書によると、1968年にドレイファス・ファンドの創設者、ジャック・ドレイファス氏から元大統領は多量のジランチンを受け取ったという。ニューヨークタイムズのインタビューで、同氏も、これを認めている。 ジランチンは一般にはフェニトインとして知られる薬で、てんかんの発作の防止に服用される。同薬の常用者だったドレイファス氏によると、不安・罪悪感・パニック・怒りなどの抑制に効果的というが、医師は、情緒不安や記憶障害などの副作用を起こす可能性もあると指摘する。また、同書では、68年の大統領選で側近を務めたジョン・シアーズ氏の言葉として、元大統領がパット夫人を殴ったと弁護士から聞いたという話を掲載している。だが、ニクソン元大統領のアシスタントを69年から73年にかけて務めたステファン・ブル氏は、「元大統領と6年間、毎日20時間顔を合わせていたが、そんな兆候はまったくみられなかった」と疑惑を真っ向から否定している。