投稿者 倉田佳典 日時 2000 年 8 月 28 日 18:40:36:
08/28 08:05 国家主権超え介入を アナン総長が決意と米誌 外信08 #01
【ニューヨーク27日共同】二十八日発売の米誌タイム最新号は
、国連ミレニアムサミット開催を前に、コフィ・アナン国連事務総
長の特集記事を掲載。同氏は「貧困、病気や紛争のために人命が脅
かされた場合は常に、国際社会は国家主権の壁を超えて介入すべき
だ」との決意に基づいて行動している、と指摘した。
同誌はこの立場を「コフィ・ドクトリン」と呼び、冷戦時代に米
国が共産主義に対抗すること鮮明にした「トルーマン・ドクトリン
」にも並ぶ大きな影響を今後の国際関係に与え得るとの見方を示し
た。
(続) 000828 0805
[2000-08-28-08:05]
続き (改行で次文書 E:終了)
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08/28 08:05 国家主権 外信08 #02
記事の中で事務総長は、米ソの衛星国が紛争の主たる当事者だっ
た冷戦時代と違い、現在の紛争は「国際情勢を理解しない武装勢力
」が引き起こしていると指摘。「武力には武力で対抗する用意がな
くては何もできない」と国連平和維持活動(PKO)を強化する方
針を表明した。
同時にアナン氏は、「米国などでは(PKO活動で)自国部隊に
犠牲者が出ることを嫌う傾向が広がっている」と指摘し、世界各国
に積極的関与を求めた。
(了) 000828 0805
[2000-08-28-08:05]