投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 8 月 28 日 17:56:09:
【ロンドン28日時事】
世界保健機関(WHO)が警告を発したばかりの「空港マラリア」(空港でのマラリア感染)が欧州で注目されているが、28日付の英紙インディペンデントは、マラリア蚊が欧州で繁殖する可能性はあるとし、空港から離れた場所での感染に警戒を呼び掛けている。「空港マラリア」はアフリカなどの熱帯病汚染地域で航空機内に入り込んだマラリア蚊が、到着地で人を刺して感染させるもの。同紙によるとこれまでに空港マラリアの感染者とみられる6人が欧米で死亡している。ただ感染場所は必ずしも空港周辺とは限らないようで、英国内の感染者の一部は空港から遠く離れた場所で感染した可能性が高いという。該当する患者らは海外旅行の経験もなく、住んでいる場所は、最も近いロンドン郊外のガトウィック国際空港からでも10キロ以上離れていた。
[時事通信社 2000年 8月28日 14:23 ]