投稿者 倉田佳典 日時 2000 年 8 月 27 日 17:47:10:
08/27 01:59 米国で初の市街戦演習 2002年度に部隊派遣 ゲ 政治06 #01
共同
防衛庁は二十六日、二○○二年度に米国の軍事訓練場に陸上自衛
隊部隊を派遣し、初の本格的な市街戦実動演習を実施する方針を固
めた。来年度は事前の調整要員として陸上幕僚監部から約十人が訪
米する。
次の中期防衛力整備計画(○一―○五年度)の柱となる武装ゲリ
ラへの対処能力強化策の一環。演習では米軍の専門家の指導を受け
ながら、都市型ゲリラに対する警戒監視、偵察、包囲、掃討作戦を
展開する。
同庁は国内での対都市型ゲリラ訓練施設も整備する方針で、来年
度から東富士演習場(静岡県御殿場市)内に鉄筋コンクリート建物
計十棟の建設工事に入り、○五年度の完成を目指す。
続き (改行で次頁 S:次文書 E:終了)
>
(続) 000827 0200
[2000-08-27-01:59]
続き (改行で次文書 E:終了)
>
08/27 02:00 米国で初 政治06 #02
建築物を利用した自衛隊の対ゲリラ訓練施設としては、小倉曽根
訓練場(福岡県北九州市)があるが、建物六棟は老朽化しており、
陸自の本格的な市街地演習は実現できていない。
防衛庁は本年度、同訓練場内で新たな施設三棟の建設に着手した
が、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の工作船事件などを踏まえ
「本格演習を急ぐ必要がある」(幹部)と判断。陸自部隊の米国派
遣はこれまで戦車の射撃訓練などに限られていたが、ルイジアナ州
にある大規模な模擬都市訓練場での対ゲリラ演習に踏み切ることに
した。
日米防衛協力のための新指針(ガイドライン)は、日本有事の際
に「自衛隊はゲリラ攻撃を早期に排除する作戦を主体的に実施し、
続き (改行で表示 E:終了)
>
事態に応じて米軍の適切な支援を得る」と明記しており、演習では
武装ゲリラへの日米共同対処作戦の在り方も検討される見通しだ。
(了) 000827 0200
[2000-08-27-02:00]