投稿者 倉田佳典 日時 2000 年 8 月 26 日 18:25:29:
08/26 13:44 ブルンジ和平交渉が大詰め 米大統領も調印式に列席 外信49 #01
【アルーシャ(タンザニア)26日共同】ブルンジの少数派ツチ
人と多数派フツ人との七年に及ぶ内戦の終結を目指した和平交渉が
、マンデラ前南アフリカ大統領の調停の下、大詰めを迎えている。
最終合意に向けて乗り越えなければならない難関も残っているが、
二十八日には和平協定調印式が設定され、クリントン米大統領ら各
国首脳も立ち会う見通しだ。
交渉には政党、反政府勢力など十九のグループが参加。七月の前
回交渉以降も各グループ代表を南アに招き、協議を続けてきたマン
デラ氏は、二十八日の協定調印に強い自信をみせている。
しかし、交渉が大詰めを迎えた段階でもフツ人の反政府武装勢力
、民主防衛軍(FDD)が調印拒否の構えを崩していないもようで
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、ブヨヤ・ブルンジ大統領も少数派ツチ人の権利保障が協定草案で
は不十分だと主張している。
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[2000-08-26-13:44]
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08/26 13:44 ブルンジ 外信49 #02
協定草案は民主的な方法で選ばれた政府が三年後に発足すると規
定。それまでの暫定期間の政権担当者や軍の民族別構成などが主要
な対立点となっている。
ブルンジ国内では今月十七日に首都ブジュンブラの東で、軍管区
司令官の車両が反政府勢力に攻撃され、十三人が死亡する事件が発
生するなど緊張が続いている。
一九九三年から続くブルンジ内戦では、これまでに二十万人の死
者が出たとされる。和平交渉の仲介役を務めていたタンザニアのニ
エレレ元大統領の死去に伴い、マンデラ氏が後を引き継いだ。
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