投稿者 御楯弾正少弼 日時 2000 年 8 月 11 日 17:49:37:
「議員多数エイズ死」マラウイ議長指摘
【ヨハネスブルグ10日=共同】
南部アフリカのマラウイからの報道によると、同国のサム・ムパス国会議長はこのほど、
1994年から99年までの間に国会議員177人のうち29人が死亡し、その多くは
エイズが原因だと述べた。同国のネーション紙が10日報じた。
ムパス議長は「いかなる基準に照らしても死亡率が高すぎる。彼らの多くはエイズに
伴い死亡した」と指摘。状況が深刻なため、タブーを破って状況を明らかにしたとして
いる。
議長によると、国会議員のエイズ感染は首都リロングウェでの売春婦らとの関係が原
因とみられる。議長は解決策として、国会会期中に議員が妻を同伴できるよう宿泊施設
の建設が必要だと述べた。国連エイズ計画(UNAIDS)の推計によると、マラウイの
15-49歳のエイズ感染率は約16%で、同国政府は7月、エイズ拡大を阻止するた
め売春婦や客の摘発に乗り出したばかり。