投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 8 月 21 日 21:53:30:
回答先: ロシア原潜の内部ハッチ開く 後部まで浸水で「生存者見込めず」(CNN) 投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 8 月 21 日 20:43:52:
ロシアの原子力潜水艦クルスクの沈没事故は、艦内での魚雷爆発説が強まる中、クルスクが軍需産業ロビーの圧力で、爆発の危険性の高い液体燃料式魚雷を搭載していたことが悲劇を招いたとの見方が浮上してきた。
クルスクは、一九九八年に白海沿岸のドックで、魚雷を固体燃料式から液体燃料式に交換しているが、最近のロシア国防省機関紙「赤い星」は、海軍高官の話を引用し「極めて安価だが爆発しやすく、保管方法が複雑な液体燃料式の納入を軍需産業側がねじ込んだ」と内幕を報じた。
ノルウェーの環境団体ベローナによると、液体燃料式魚雷は、その危険性などから八○年代には固体燃料に順次更新されていた。そのため海軍指導部は当初時代遅れの液体燃料式の配備に反対していたという。
しかし、軍部は恒常的な財政難に苦しんでおり、軍需産業側に押し切られたとみられる。
事故原因については、ロシア政府も、衝突などの衝撃で魚雷が爆発した可能性を指摘している。
海軍指導部は、乗組員の危険を十分に承知の上で経済性を優先させていた可能性があり、今後内外の厳しい批判が高まるのは間違いない。