投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 8 月 20 日 00:50:08:
2年前、中国広東省の小さな港町に突如現れた旧ソ連の空母ミンスク。スクラップか軍事転用かなどとさまざまな憶測を呼んだが、深セン市でテーマパークとして生まれ変わり、18日から試験的な一般開放が始まった。9月末に正式開園の予定だが、早速大勢の人たちが訪れている。
全長274メートルのミンスクは、深セン市沙頭角の岸壁に横付けされている。空母を使ったテーマパーク「ミンスク・ワールド」だ。海軍風の制服を着た従業員が訪れた客を迎え、気分を盛り上げる。サッカー場3つ分という広さの甲板には戦闘機や模型のミサイルなどが展示され、訪れた人たちは写真撮影に興じていた。
ミンスクは1979年に極東に配備され、「ソ連軍事力の脅威」の象徴とも見られていた。94年に退役後、スクラップとしていったん韓国に売却されたが、中国の企業が1000万ドル(約11億円)で購入。1億元(約13億円)近くをかけてテーマパークに改修した。
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