投稿者 倉田佳典 日時 2000 年 8 月 19 日 22:50:00:
08/18 18:28 燃料棒に亀裂見つかる 福島第二原発4号機 社会66 #01
共同
東京電力福島第二原発4号機(福島県富岡町)で先月二十五日、
原子炉内の冷却水の放射能濃度が上昇し原子炉を手動停止したトラ
ブルで、資源エネルギー庁は十八日、燃料棒一本の表面に亀裂とみ
られる筋が見つかったと発表した。
エネ庁や福島県原子力安全対策課によると、確認された筋は縦方
向に長さ約十九センチ。燃料棒にできたわずかな穴から冷却水が内
部に入り水素が発生、被覆管の一部に水素化合物ができてもろくな
り、内部から亀裂が入ったとみられる。そこから原子炉内に放射性
物質が漏れたらしい。
4号機は予定を前倒しして定期検査に入っており、東電は、問題
の燃料棒が見つかった燃料集合体を検査期間中に取り換える。
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(続) 000818 1828
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08/18 18:28 燃料棒に 社会66 #02
また、東京電力は同日、トラブルで原子炉を手動停止していた福
島第一原発2号機(福島県大熊町)について、九月上旬に予定して
いた定期検査を繰り上げ、今月二十一日から実施すると発表した。
七月下旬に福島第一、第二原発で相次いだトラブルの原因が判明
したことを受け福島県は十八日、東電に再発防止や県民の不安解消
に努めることなどを口頭で要請した。
(了) 000818 1828
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