投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 8 月 11 日 08:16:08:
回答先: 泣き出しそうに直立不動で判決を聞いた横山ノック被告 (朝日新聞) 投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 8 月 10 日 13:30:01:
昨年4月の大阪府知事選挙期間中、運動員だった女子大生(22)の下半身に触ったとして強制わいせつ罪に問われた前知事の横山ノック(本名山田勇)被告(68)に対する判決公判が10日午前、大阪地裁で開かれ、川合昌幸裁判長は「犯行は悪質で刑事責任は重大」として、求刑通り懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)の有罪判決を言い渡した。被告側は控訴しない方針。
判決を言い渡された瞬間、ノック被告は気を付けの姿勢で深々と一礼。裁判長が主文を2度読み上げ「分かりましたか」と尋ねると、「はい」と小さな声で答えた。被告人席に戻る途中、目にはうっすら涙が光っていたが、執行猶予付き判決だったためか、やや安どした表情も見せた。
川合裁判長は判決理由の中で、事件の背景について「自らの地位とその力に酔いしれ、政治を志した初心を忘れ、おごり高ぶっていたことが根底にある」と厳しく指摘。しかし、知事の職を辞し、謝罪の言葉を述べていることなどを考慮し、「実刑に処するには若干のちゅうちょを覚えざるを得ない」と述べた。
閉廷後、ノック被告の弁護人は控訴しない方針を明らかにし、「結果の重大さに今更ながら身の震える思いです。今後は社会の片隅で残された余生を全うしたい」とコメント。
判決を受けたノック被告は午前10時40分ごろ、ワゴン車で地裁を出発。車は報道関係者の車に追いかけられながら、同11時すぎに大阪市北区内の高級ホテルに到着した。ノック被告を約10人の報道関係者が取り囲み、質問を浴びせたが、ノック被告は無言。1階のフランス料理店に入ろうとした際、報道陣に「どこまで入ってくる気や!」と怒鳴り散らし、関係者数人と同店奥の個室へ。
客らの話によると、個室内からは時折笑い声も聞かれたという。同席した弁護士は「今後の打ち合わせのため予約していた。アルコール類は注文せず、(ノック被告は)照り焼き単品のみを口にしていた」。ちなみに、同店のメニューによると、照り焼きは「神戸牛ヒレ肉のステーキてりやき風」の一品のみで値段は150グラム、9000円だった。
その後、ノック被告は午後1時すぎ、報道陣を避けるように通用口から“逃走”し、報道陣が「やられた!」と右往左往する一幕もあった。