投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 8 月 18 日 19:14:43:
回答先: 最悪の展開の恐れ強まる ロ政権、予告で危機管理か(モスクワ17日共同) 投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 8 月 18 日 19:12:10:
バレンツ海で起きたロシア原潜クルスクの沈没事故でクレバノフ政府対策委員長(副首相)は十七日、原潜が海面近くを航行中に「非常に大きな物体」と衝突して二分後に沈没した可能性が高いと述べ、相当数の乗組員が浸水などのため死亡したことを示唆した。
タス通信によると、原潜は事故当時深さ二十メートルの海中を航行していた。海上船舶との衝突の可能性が高いとみられるが、副首相は民間の海上船舶は現場にいなかったと指摘、海上船舶との衝突とは断定しなかった。
副首相は、大きな穴が開いて浸水した原潜前部に当時「大部分の乗組員がいた。生存者の数は艦内に残る酸素の量次第」と述べ、百十八人の乗組員のうち死者がいる可能性を認めた。
またロシア国営テレビも現場のロシア巡洋艦からの中継で、激しい衝突で船首部や艦橋部に一瞬のうちに浸水したとみられることから「犠牲者はいるはずだ」と伝えた。原潜は海底にも衝突した。
北方艦隊司令部のあるセベロモルスクで十七日、対策委員会を開催した副首相は、艦内では酸素発生装置が作動していないと述べ、酸素が相当薄くなっている可能性を認めた。船体をたたく艦内からの救助信号も「長い間ない」と述べた。
さらに、事故発生日が当初発表の十三日でなく、十二日だったことを確認した。
対策委員会で副首相は海軍幹部らと事故原因や乗組員の救助方法について協議した。ロシア海軍は小型潜航艇による救出活動を続けているが、原潜とのドッキングは依然難航している。