投稿者 倉田佳典 日時 2000 年 8 月 18 日 18:30:32:
08/18 16:26 メタン物質の埋蔵量を調査 通産、日本近海に豊富と 経済06 #01
共同
通産省・資源エネルギー庁は十八日、二十一世紀の化石燃料と期
待され、日本近海に大量に埋蔵していると推定される「メタンハイ
ドレート」の埋蔵量確認のため、二○○一年度に初の現地調査を行
うことを決めた。同年度予算概算要求に海底探査費など数億円を盛
り込む。
メタンハイドレートはメタンと水が結合し海底の砂岩層などにた
い積したもので、天然ガスとほぼ同一の組成。固体であることから
、天然ガスや石油と比べ海底からの採掘が障害となり実用化には至
っていない。
しかし、東海沖から四国沖にかけ、日本の天然ガス消費量の約百
年分に相当する量が存在するとの試算もあり、温暖化ガスの排出量
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も少ないことから、同省では将来的に商業化できれば、発電燃料な
どに有力として調査に乗り出す。
(続) 000818 1626
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08/18 16:26 メタン物 経済06 #02
通産省は、採掘・運搬を容易にするためのガス化技術などの基礎
研究を続けるほか、カナダ北西部の埋蔵地を試掘する国際プロジェ
クトに米国政府などとともに参加する方針だ。
メタンハイドレートはこれまで、静岡県浜松市沖などで埋蔵が確
認されているが、いずれも天然ガスなどの試掘の際に偶然に発見さ
れた。
○一年度の調査は海底に圧縮空気を打ち込み、反射波を受ける音
波探査が中心。調査地点は大量の埋蔵が期待される東海沖から四国
沖になる予定。
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