投稿者 倉田佳典 日時 2000 年 8 月 17 日 20:25:19:
08/17 17:19 別ルートの交渉で解放遅延 キルギス邦人拉致で証言 外信73 #01
【ビシケク17日共同】昨年八月に発生したキルギス日本人技師
拉致(らち)事件で、同国のアサンクロフ首相顧問(防衛安全保障
問題担当)は十七日、当時、別ルートで解放交渉をしていた人権活
動家アクノフ氏が数億円相当の身代金をイスラム武装勢力に提示し
たことをきっかけに交渉が複雑化し、人質解放がずれ込んだと述べ
た。共同通信とのインタビューで明らかにした。
同顧問は、キルギス政府の秘密工作部隊を率いて最終的な解放作
戦を指揮した人物。
同顧問によるとアクノフ氏が提示した身代金は二百万―三百万ド
ル(二億二千万―三億三千万円)。
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08/17 17:19 別ルート 外信73 #02
昨年十月二十五日に実現した日本人解放に関しては、同顧問の秘
密部隊と武装勢力との水面下での交渉が同十六、十七日に大詰めを
迎えながら、武装勢力側の要請でいったん中断、不調に終わった経
緯がある。
同顧問によると、アクノフ氏の提案に加え、バキルウル下院議員
によるもうひとつ別ルートの仲介もあり、アフガニスタンにいる武
装勢力の最高指導者ユルダシュ氏が当惑。交渉に当たっていたナマ
ンゴニ野戦司令官に解放拒否を指示し十月十六、十七日の解放予定
が同月下旬にずれ込んだという。
同顧問はアクノフ、バキルウル両氏の交渉はジャヌザコフ・キル
ギス安全保障会議書記が指揮していたと述べた。
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