投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 8 月 16 日 16:01:52:
回答先: ロシア原潜沈没事故 米潜水艦が爆発音探知(朝日) 投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 8 月 16 日 14:04:00:
ロシア海軍の原子力潜水艦「クルスク」が116人の乗組員を乗せたままノルウェー北方沖のバレンツ海底で航行不能になっている事故で、現地時間の16日午前8時ごろ(日本時間午後0時半ごろ)、救助カプセルを潜行させて乗員救出を図る3度目の作業が始まった。カプセル潜行はこれ以前も2度にわたって行われたが、いずれも失敗。タス通信によると、ロシア海軍は浮き桟橋を使ってクルスクを水面に引き上げることも検討している。また、ロシア政府は北大西洋条約機構(NATO)に対し、非公式に支援を打診したという。
米国の情報筋がCNNに語ったところでは、ロシアはブリュッセルのNATO本部に非公式に連絡を取り、加盟国からの支援について打診した。これを受けてNATOの緊急会合が開かれ、加盟国がどのような技術を提供できるか検討したという。
事故現場では、ロシア海軍が救助カプセルを潜行させてクルスクへの接舷を試みているが、依然悪天候が続いており作業は難航。これまで2度にわたる作業では、クルスクが海底で傾いているためうまく接舷できなかった。インターファクス通信がクロエドフ海軍最高司令官の話として報じたところでは、クルスクの両端に重さ400トンの浮き桟橋をつないで艦体を浮上させる方法も検討中という。
現地の救助艇がクルスクからのSOS信号を受信したのは15日午後が最後。乗員の安否は依然不明だが、ロシア海軍によると、クルスクは浸水しているもようだ。クロエドフ海軍最高司令官は「われわれの計算では、潜水艦の酸素は18日までに尽きてしまう見通しだ。希望は日ごとに小さくなっており、非常に深刻な事態だ」と語った。