投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 8 月 15 日 13:55:38:
厚生省の国立精神・神経センター神経研究所(東京都小平市)が、東京都監察医務院(同文京区)で行政解剖された小児の脳組織を保存施設に蓄積し、遺族に無断で研究に使用していたことが15日、分かった。乳幼児突然死症候群(SIDS)の共同研究を理由に都監察医から提供を受けていたが、都は「本来の目的以外の利用は問題」として脳の返還を請求、14日に返還された。
監察医務院によると、6年ほど前に同研究所からSIDSの共同研究の話があり、「死因解明の一環」として昨年半ばごろまでの間に、行政解剖した小児脳の組織計31例を提供。ところが、同研究所の「小児脳バンク」に保存され、SIDS以外の研究にも利用されていたことが分かった。
[時事通信社]