投稿者 71 日時 2000 年 8 月 14 日 23:31:45:
回答先: 謎の軍事プロジェクト「ハープ」−空を破壊する最新電磁兵器の秘密 投稿者 昔のネクサス日本語サイトにあった記事 日時 2000 年 8 月 13 日 11:31:55:
スターゲート−公開間近?米国政府が明かすUFOの真実
政府は間もなく50年の沈黙を破り、地球にやってくるUFOの真実を明かすかも知
れない。だが我々はどこまでそれを信用していいのだろうか?
Nexus Magazine, Volume 3, #3 (April-May 1996)より抜粋。
Copyrighted 1995/96 by Richard J. Boylan, Ph.D.
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Sacramento, CA 95816, USA
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ロズウェル事件
最近の新しい動きは、まさしく近い将来にUFOと宇宙人の真実が公式に発表され
ることを暗示しているかのようである。合衆国会計検査院(GAO−国会の調査機
関)は、1947年のロズウェルUFO衝突事故の復旧と、宇宙人の検死に関係した
書類がもみ消し工作を受けたことについて調査を行い、既にそれを終えている。この
調査はニューメキシコのスティーブン・シフ下院議員に委任されていた。また、ダイ
アン・ファインスタイン上院議員も、会計検査院の要請でロズウェル事件の調査に加
わっていた。
ロズウェルのUFO衝突事故に関連した証拠書類の調査結果は、会計検査院の報告
書としてまとめられ、1995年7月28日にシフ下院議員とファインスタイン上院
議員に手渡された。内容はシフ下院議員によって発表されている。
報告によると、鍵を握る軍の書類は明らかに許可を受けずに処分されたという。シ
フ下院議員は、失われた書類の重要性を認め、「もっと多くの情報を提供するべきで
あった」としている。シフは、「軍当局は、誰がなぜそれを処分したのか説明するこ
とができない」と報告する。また、空軍の説明が「当時軍が張っていた高度な防衛体
制の事実に反する」としている。
シフ下院議員によれば、会計検査院によるロズウェル事件の調査は、合衆国議会の
多くの議員たちを動揺させたという。会計検査院は、このために多数の人間にインタ
ビューを行い、報告には載せていない数々の情報を入手している。うわさでは、議会
のヒヤリングに向けてすでに待機している状態だという。
ロズウェルに関する空軍のレポートNO.3はいつになったら提出されるのだろ
う?1994年9月、米国空軍は、彼らがロズウェル事件について、47年間国民を
だましていたことを認める書類を提出した。そして、厳しい軍の監視体制の下でロズ
ウェルから回収したものが、気象用の気球ではないことを認めている。しかし、19
94年9月の報告では、それが高層用放射能探知器を運ぶスパイ気球(モーグル計
画)であったとしている。1995年11月16日、信頼できる情報筋は、空軍諜報
機関のある部署が、ロズウェルの3番目の報告内容にすでに着手していると伝える。
この米国空軍のロズウェルレポートNO.3は、実は「ニューヨーク・タイムズ」に
その内容が漏れていた。そして伝えられるところによれば、これには空軍の機密文書
の情報が含まれていたという。空軍本部は現時点、明らかに空軍諜報機関のエージェ
ントを使って、この極秘情報が承認を得ぬまま漏れてしまったことへの対応に追われ
ている。
UFOのリモートビューイング(遠隔透視)
UFOマガジンのリチャード・ホールは1995年の記事の中で、CIAがやが
て、彼らとUFOとの関わり合いの歴史を公開するであろうと述べている。しかしな
がら、現在の状況では、CIAは間接的に、そして時間をかけてUFOへの関与を認
めるであろうと思われる。発表の第一弾は、1996年1月、通信社の報告によるも
のであった。それはCIAが過去数十年、リモートビューイング能力者(国防部遠隔
透視能力者)を使っていたというものである。主な目的は(湾岸戦争中のサダム・フ
セインの隠れ家のような)種々の軍事標的を捉えることにあった。第二弾は、コート
ニー・ブラウン教授と、軍によって訓練されたリモートビューイング能力者によって
書かれた暴露本、「宇宙旅行(Cosmic Voyage)」を2月に出版したことである。そ
の中でブラウン教授は、国防情報局(DIA)、国家安全保障局(NSA)、陸軍諜
報防衛司令部(INSCOM)(エド・デイムス少佐、ウィリアム・スタブルバイン
将軍、ジョン・アレクサンダー大佐が所属)が、地球を訪問している宇宙人に焦点を
合わせるために、リモートビューイング能力者が見ることのできる対象を拡大したこ
とを明らかにしている。対象となる宇宙人には、火星のヒューマノイドや、ひょろ長
い「グレイ」と呼ばれる宇宙人が含まれていた。私が個人的に「ベルトウェイ・スロ
ート(環状道路の喉)」と呼ぶワシントンDCの情報提供者からは、デイムス少佐と
ブラウン教授の下で働くリモートビューイングのトレーナーが、10年前と同じぐら
い長時間にわたって合衆国議会でリモートビューイングの要旨説明を行ったという情
報が入っている。それらの説明にはリモートビューイング能力者が見たという未来の
出来事も含まれていた。第三弾はDIA、NSA、INSCOM、CIAによって予
定されている情報公開である。それには、リモートビューイング能力者が宇宙からの
訪問者について集めた興味深い情報が含まれている。
宇宙飛行士ゴードン・クーパーは証言する
1995年4月にアーカンソーの会議において、宇宙飛行士ゴードン・クーパーは
次のように証言している。それは1957年、彼が米国空軍の士官時代の話である。
エドワーズ空軍基地において飛行機着陸用装置のテストを撮影するために、4人乗り
軍用機の乗組員がカメラを回していたが、その時、UFOが急降下して、基地に着陸
したというのである。ショックを受けた空軍のカメラ班は、後になってフィルムをエ
ドワーズ空軍基地司令部に持って来た。ゴードン・クーパー自身もそのフィルムを見
ている。エドワーズ空軍基地の指令官は、その後ワシントンにそれを送った。しかし
フィルムについてはそれ以降何も聞くことがなかったという。
宇宙飛行士クーパーは、すぐにも放送されるテレビのドキュメント番組でこの事件
の真相を語ることが期待されている。こうしたメジャーなUFOのドキュメント番組
は、アイルランド出身の映画プロデューサー、ジャッキー・ダンが手がけている。彼
は番組を作るのにカナダのフィルム制作会社、そしてクーパーと協力して仕事に当た
っている。
クーパー元空軍大佐は、サム・シャーマンとの2回目のインタビューに応じてい
る
。サムは1996年初頭に公開予定の「地球を越えて(Beyond This Earth)」を
制作したインディペンデント・インターナショナル映画会社の人間である。その中で
クーパーは、「宇宙人とコンタクトできる人間と一緒にUFOの開発に取り組み、そ
こから若干の知識を得ることができた」と言っている。その人物は小型UFOのプロ
トタイプを作り、亡くなる直前にはアラブからの融資で50フィートのモデルに取り
組んでいたという。クーパーはまた、今は存在しない先端技術センターの話もしてい
る。そこでは明らかに宇宙文明テクノロジーの研究開発が行われていた。また、ロズ
ウェルで宇宙人の死体を見たという友人の話も出ている。
NASAによる月の情報工作
1995年4月に掲載された記事で、NASAの元報道局長、モーリス・シャタレ
インは、アポロ月計画で「自然に発生したとは思えない不可解な幾何学的構造物」が
月の表面で発見されていたという爆弾発言をしている。
アポロ月計画の間、ヒューストンのNASAジョンソン宇宙センターにおいて写真
撮影を担当したドナ・ティーツェは、1995年5月6日のラジオ放送、WOL-A
MのワシントンDCにおけるインタビューで、彼の仕事仲間が機密裏に従事していた
内容を明らかにしている。その仕事内容とは、NASAが一般大衆に写真を売り出す
前に、月の写真からUFOをエアブラシで消し去ることであった。
1994年9月18日に、もう一人の元宇宙飛行士、ブライアン・オレーリー博士
は、コロラド州フォートコリンズでのニューサイエンス国際フォーラムにおいて次の
ような発言をした。それは「約50年もの間合衆国政府の秘密機関は、大衆からUF
Oやエイリアンとのコンタクト情報を遠ざけてきた」というものである。彼はきっぱ
りした口調で「我々は宇宙文明と接触がある」と述べる。このような事実が公開され
ないことに関して、オレーリー博士は次のように説明する。「UFOと他の宇宙知的
生命体に関する情報は少なくとも47年にわたって、恐らく、CIA、NSA、DI
A、または同じような組織の中のエリートグループによって操作されてきた。この少
数精鋭のグループは、我々が信じられないような秘密の情報をたやすく手に入れるこ
とができる、、、。この悪魔のようなグループを調査している人間たちによれば、U
FO、エイリアン、マインドコントロール、遺伝子工学、フリーエネルギー、反重力
推進エネルギーなどの、宇宙版ウォーターゲート事件ともいえる内容に比べれば、ウ
ォーターゲートあるいはイラン・ゲート事件などは、子供の遊びのようなものだとい
う。」
ロックフェラーコネクション
1993年、長い間UFOに関心を持ち続けているローレンス・ロックフェラー
は、彼の「交渉代理人」であるスコット・ジョーンズ司令官(哲学博士、元米海軍諜
報局員)の援助を受け、「ホワイトハウス・イニシアチブ(主導権)」と呼ばれるキ
ャンペーンに乗り出した。これは、現在の政権に対し、大衆に即座に、なおかつ責任
を持って、UFOと宇宙人の訪問に関する情報を公開するよう働きかけるものであ
る。
ロックフェラーとジョーンズは、1993年3月にホワイトハウスの科学顧問、ジ
ョン・ギボンズ博士と会見し、「UFO信仰の基盤」を分析した論文を提出した。ロ
ックフェラーによる、続いての訪問は1994年2月4日にホワイトハウスで行わ
れ、この時はギボンズ博士がいっしょであった。その後、信頼できる情報として、ク
リントン大統領が「ホワイトハウス・イニシアチブ」に初めて同意の姿勢を見せたこ
とが報告されている。その後ギボンズ博士は、UFOに関するありとあらゆる情報を
見つけだすことに追われる。
ギボンズ博士に向けられた情報公開法による最近の要請により、ギボンズ博士とロ
ーレンス・ロックフェラー、スコット・ジョーンズ博士、米国空軍高官、元フランス
政府UFO調査局(GEPAN)役員のジャック・バリー博士、メルビン・レアド前
国防長官らの間でやり取りされたUFO関連の書簡が明らかにされている。レアド前
国防長官は、UFO問題についての概要説明をクリントン政権の後任の国防長官、
L・アスピンに申し出て、アスピン宛てに書簡(私も見たことがある)を送ってい
る。また、ジャック・バリー博士は1995年4月に、ホワイトハウス科学顧問のギ
ボンズ博士にUFO現象に関係する彼らの情報を提供している。
1995年8月19、20日の週末にローレンス・ロックフェラーは、グランドテ
ートンにある彼のワイオミング牧場にクリントン大統領を招待した。これについて
「ニューヨーク・デイリー・ニュース」は、「ロックフェラーがクリントン政権に対
して政府のUFOファイルを公開するよう強く訴えている」と伝えている。同じくニ
ュースでは、ローレンス・ロックフェラーからホワイトハウス科学顧問、ジョン・ギ
ボンズ博士に宛てられた書簡の内容が報告されている。その中でロックフェラーは、
「政府は40年以上にわたるUFO隠しに終止符を打つべきである」と書いている。
ロックフェラーは最近になって、UFOの研究に資金援助を始めた。それには3人の
元宇宙飛行士の協力も含まれている。この研究内容は1996年初頭にホワイトハウ
スに提出される。
ホワイトハウス
就任当初、カーター大統領は、政府がUFOに関して集めた情報を引き出そうとし
た。しかしカーターはCIAが所有するUFO情報にアクセスすることができなかっ
た。当時CIA長官だったジョージ・ブッシュが、カーターが正式な許可を持ってい
ないとしてそれを拒否したのである。同じような形でクリントン大統領も、彼がCI
Aから得たUFO情報に満足していない。それらは、大統領科学顧問、ジャック ・
ギボンズが独自に集めた情報と矛盾しているのであった。
科学技術役員会に設置されているCIAのUFO担当局と接触のある情報筋による
と、クリントン大統領はすでに、UFOや宇宙人の存在と訪問に関する公式発表に向
けて、代案となるいくつかの試験ビデオを制作しているという。
宇宙知性体研究委員会(CSETI)の委員長、スティーブン・グリーア博士は、
彼のこれまでのUFO調査結果について2回にわたりホワイトハウスでギボンズ科学
顧問に要旨説明を行っている。グリーア博士は、UFOと宇宙人の訪問が現実のもの
であることを認める国際共同声明の意見一致を試みて、ヨーロッパの政府リーダーた
ちと話し合いを行ってきた。このプロジェクトには、ローレンス・ロックフェラー
の
親しい友人であり、エバン・ガルブレース(レーガン大統領時代のフランス大使)夫
人でもある、BSW財団のマリー・ガルブレースも博士と協力しながら参加してい
る。
UFOの数が増加している?
1995年6月5日、湾岸地区での講義において、スティーブン・グリーア博士
は、さらに先へ進んだ調査結果を明らかにしている。博士が米国空軍から漏れた情報
をつかんだところによると、コロラド州シャイアン山の奥深くにある北米防空軍(N
ORAD)の施設において、毎年平均500機の「超高速の物体」(UFO)が遠い
宇宙から地球の大気圏に入って来るのが記録されるという。
これはエアロジェットの技術者リー・グラハムとロン・レーガーからの似たような
報告を裏付けている。彼らは、UFO研究家ドン・エカーにとある文書を見せている
が、それには、エアロジェットのDSP衛星システムが単体で、1カ月に2回から3
回は定期的に宇宙空間から大気に向けて飛んでいくUFOを発見すると書かれてい
る。
ピューリツァー賞を獲得したジャーナリスト、ハワード・ブラムも、北米防空軍が
防空探査レーダーで多くのUFOを発見していると報告している。
グリーア博士と同輩の医学博士に、第二次世界大戦中ジミー・ドーリトル大将と一
緒に、ハリー・トルーマン大統領から「まぬけな戦士(Foo Fighters)」について報
告するよう委任されたパイロットの甥がいる。(「まぬけな戦士」は、空中に浮かぶ
直径1メートルぐらいの光る球体で、ナチや連合国の戦闘機や爆撃機に静かにゆっく
りと近づいていった。しかしこの情報に関しては決して表に出ることがなかった。)
このパイロットは、トルーマンに「まぬけな戦士」が実在のものであり、ドイツ軍の
飛行機ではなく、宇宙からやってきた何か別のものである可能性が高いことを報告し
ている。
二つの別々の情報ソースはグリーア博士に、闇予算とSDI軍事兵器システムをU
FO対策に向け、過去二年間に二機のUFOを撃ち落とした軍の秘密機関があること
を報告している。情報ソースの一つ、海軍の諜報局に所属する物理学者によると、こ
の敵意のないUFOの撃墜は正当な理由が全くないにもかかわらず、「想像を絶する
テクノロジー」を駆使する「無法者」によって実行されたという。
ウィットレー・ストリーバーは、彼の最新の著書、「ブレークスルー(解明)」の
中で、エリア51に関わりのあるEG&G社が、対宇宙人兵器の開発にも携わってい
ることを示す書類について述べている。
グリーア博士は続けて、国際的リーダーと同様に、政府、軍、諜報機関の鍵を握る
メンバーは、UFOの詳細な情報に関し「ワクの外にいる」こと、そして宇宙からの
訪問者に向けられた敵対行動について何も知らされていないことを指摘する。
旧NATO(SHAPE−欧州連合軍最高司令部))諜報部のロバート・ディーン
曹長は、1964年にSHAPEが討議したUFOと宇宙人に関する機密事項の内容
を明らかにしている。そこではとりわけ、UFOが本物の宇宙船であること、少なく
とも4種類、あるいはもっと多くの宇宙の種族が地球を訪問していること、そして彼
らの訪問に敵意が感じられないこと、また彼らが非常に長い間、地球を調査している
ことが述べられていたという。
ディーン曹長はまた、1961年にドイツ、ティメンズドルフの近くで、長さがフ
ットボール競技場ほどもある巨大UFOが衝突していたことを明らかにしている。中
からは12体の宇宙人の死体が発見されたが、血液は赤色ではなく、緑がかった色で
粘り気があったという。
ディーンは更に、1989年に、幅約100ヤードのUFOが、ソビエト空軍防衛
本部上空に1時間以上浮いていたことも報告している。
1993年にはノルウェー海で正体不明の水中物体(USO)が続けて目撃され
た。USOは航空母艦並の大きさがあり、異常なスピードで動いていたという。この
情報が流れた後、NATOによる演習が同じ海域で行われた。このNATO海上演習
の間に、合衆国の戦艦一隻がレーダーのスクリーンから姿を消し、今日まで現われて
いない。
最近では1995年6月19日に、F-14戦闘機6機がプエルトリコ上空でUF
Oの迎撃を試みている。ジェット機と管制塔との通信連絡は地上にいた一般市民によ
って録音されている。このF-14と乗組員たちは再び航空母艦に戻ることがなかっ
た。
政府内部の人間は、既に我々が何百という宇宙文明社会と交流があることを感じ取
っていると、ディーンは言う。その内のいくつかは銀河系から、またいくつかは異次
元空間からのものだという。10年前にNASAがとある目的で科学委員会を設立し
たが、そこでは、知的生命体の存在する惑星が推定100億はあるという結論が出て
いる。
スターゲイト
ディーン曹長は、国家機密誓約内容から解放されたことを前提に、20人の宇宙飛
行士、元情報局員、衝突したUFOの復旧作業に関わった軍人たちを集めた。その中
には、陸軍や海軍の将官、また本人が知っているUFO情報の全てを国会に証言する
ことを望む宇宙飛行士もいた。鍵を握る目撃者の証言シーンは、信頼あるワシントン
DCの法律事務所によってビデオに録画され、公開ヒヤリングまで安全な場所にしま
ってある。
ディーンは現在、秘密にされているUFO情報の公開に向けて、CSETIのステ
ィーブン・グリーア博士と共同で仕事を進めている。これには、元宇宙飛行士のゴー
ドン・クーパー、他の宇宙飛行士、軍の将校や将官も協力を申し出ている。グリーア
博士とディーン曹長は、これまでUFOとエイリアン実在の証拠をまとめてきた「ス
ターゲイト」と呼ばれるグループに所属している。証拠には、UFOの復旧や宇宙人
の検死に参加した軍人や諜報部員の証言だけでなく、近づいてUFOを目撃した戦闘
機のパイロット、将官、宇宙飛行士の証言や、UFOの部品と思われる金属サンプル
も含まれている。
彼らは要旨説明の前段階として、要旨説明用の書類と証拠を世界のリーダー、国
連、科学界、宗教のリーダーに持って行く計画を立てている。一般公開はそれが終わ
ってから5ヵ月以内に行われることになる。グリーア博士は、ホワイトハウス、国防
省統合参謀本部、そして国連もこれを支援していると報告する。またこの発表が不可
能だと言う人間もいないという。
1995年8月17日、ロバート・ディーン曹長は、証言の準備ができている宇宙
飛行士、軍、情報局の目撃者たちが国会の
ヒヤリングに参加できるよう議会に訴え
る、市民運動を始めることを発表した。ディーンは既に、大統領選も含め、1996
年の政治テーマにUFOを協議事項として導入することを計画している政治戦略家の
協力を受けている。また彼らの運動に好意的な議会のメンバーも数人ほどいるとい
う。彼らが意図する目的は、テレビで放映される議会のヒヤリングを通して、UFO
情報と宇宙人が実在することを一般大衆に知らしめることにある。
1995年10月21日に、国会委員会の運営に携わる担当者は、その責任者の意
見を次のように伝えてきた。それによれば、もし科学的に信頼できる専門家の意見を
集めることができれば、UFOに関するヒヤリングを開催する準備があるとのことで
あった。私はこれをたったの4日で集めた。委員会が聞いたら驚くようなスピードか
もしれない。 しかし、委員会は未だにヒヤリングの開催についてその日程を明らか
にしていない。また、これが我々をただ試しただけなのかどうかも定かではない。
UFOと大衆の反応
1995年3月18日、19日の週末、ディズニー・コーポレーションは5つの州
(コネチカット、テネシー、アラバマ、フロリダ、カリフォルニア )において、何
の予告もせず、こっそりとUFOのドキュメント番組を放送した。この驚くべきドキ
ュメント番組はディズニーの最高経営責任者マイケル・アイズナーを出演させ、ディ
ズニー・コーポレーションの宣伝と共に、次のような恐るべき内容を紹介していた:
「人類はこれまでの歴史の中で最も深遠な体験をしようとしている。それは他の惑星
の知的生命体と接点を持つことである。」
「遠い銀河からやって来た知的生命体は、今人類に心を開いてその接触を試みてい
る。今晩あなた方はその証拠を目の当たりにするであろう。」 「我々の理解を越え
たところから、知的生命体は人類に、銀河系の仲間に入らないかと手招きをしてい
る。それは驚くべき、そして恐るべき招待といえる。」
「最近エイリアンの宇宙船が次々と発見されている。もしこれまでの数年が、これか
ら起こることの準備だったとすれば、惑星地球は、今後津波のように彼らの宇宙船に
遭遇するであろう。」 「早くも1947年には、大きな宇宙船がある生き物によっ
て操縦され、地球への訪問が始められている。彼らの進歩した物理学によって、宇宙
船は驚くべきスピードで銀河を越えて、地球の大気を貫通する。」 「何隻ものエイ
リアンの乗った宇宙船が衝突し、米軍の調査のために修復されている。」 「ロズウ
ェルの宇宙船が、衝突で死んだ3人の宇宙使節の遺体と共に見つけられた”ニューメ
キシコ州ロズウェル”は、事件が起きた実際の場所である。宇宙船の残骸と遺体は極
秘の研究のために没収され、別の場所に移された。他方、機密の調査委員会(マジェ
スティック12)がトルーマン大統領によって組織化され、偽りの情報を流すという
政府のもみ消し工作が開始された。」
「政府は自らの権威を維持することに躍起になっているため、宇宙人との接触は驚異
以外の何ものでもない。」
「ジミー・カーターがアメリカ大統領であった時代に、彼の部下はエイリアンとの接
触に関わる公式調査の内容を確認しようと試みた。この政府内部のメモが示すよう
に、ホワイトハウスの管轄権が及ばない機密事項がいくつかある。」
「1975年11月、合衆国にあるほとんどすべての戦略空軍(SAC)基地にUF
Oが訪問している。」 「政府、軍、そして科学界のリーダーたちは間もなく、現在
も続いているエイリアンの地球訪問に関する、半世紀にわたる公式文書を公開するで
あろう。」
「これまでの記録を見れば、ここ5年以内に、あなた方が州の自治宝くじに当たる可
能性より高い確率で宇宙人との接触を経験することがわかるであろう。」
「ほとんどのアメリカ人がエイリアンの宇宙船に乗って宇宙を探検することになるで
あろう。」 一部のUFO研究家は、この「内密」のドキュメント番組が、UFO
の実在と政府のもみ消し工作の意外な事実に大衆がどう反応するかを見るテストでは
なかったかと読んでいる。
ロズウェル「検死」フィルム
1995年5月5日金曜日、英国のテレビプロデューサー、レイ・サンチリはロン
ドン博物館において記者会見を開いた。そこで彼は、陸軍航空部隊によるUFO復旧
作業のシーンを含む軍諜報局の16ミリフィルム14巻を手に入れたと発表してい
る。これらのフィルムには、宇宙人の死体を検死している場面も含まれていた。
サンチリによると、このフィルムは82歳の陸軍カメラマン、ジャック・バーネッ
トから譲り受けたものだという。ジャックは、1947年7月にロズウェルのUFO
復旧作業を撮影したフィルムを個人的にコピーして取っておいたのだと説明する。だ
が、サンチリのビジネスパートナーである、クリストファー・コーリーの見解による
と、この説明には裏があるという。コーリーは、このフィルムが諜報局の「情報漏
れ」によって流れて来たものではないかと疑っていた。
これと同じフィルムが実際に諜報局から漏れた例として、次の2つの話がある。1
995年6月にロンドンでこのフィルムを見た台湾のUFO研究家は、2年前(19
93年)に中国で撮られた何本かのUFOフィルムと引き換えに、CIAから既に同
じフィルムのコピーを受け取っていたと証言する。そして元空軍諜報局員、ディッ
ク・ドティーもまた、しばらく前にニューメキシコのロスアラモス国立研究所におい
て ロズウェルのフィルムを見せられたと証言する。
1995年6月28日には、スティーブン・シフ下院議員を含む19人の議会メン
バーが、自らの希望で宇宙人検死フィルムの試写会に参加している。
その1カ月間後の1995年8月28日、「エイリアン検死−事実かフィクション
か?」と題をつけられた特別番組が世界中のテレビで放映された。この検死フィルム
に登場する5〜6フィートの身長で6本指を持つエイリアンは、サンチリが所有する
フィルムに出てくる身長3〜4フィート、4本指のエイリアンとは種類が異なってい
た。フィルムの内容にこうした違いが見られるということは、ロズウェル事件とは別
の機会に行われたUFO復旧作業の撮影フィルムが存在することを意味する。
諜報機関は、疑うことを知らないサンチリと世界の大衆に、偽った名前をつけたフ
ィルムを押しつけた可能性がある。ロズウェル事件の民間による証拠収集活動の流れ
を変えるために、洗練された情報工作活動が行われたと考えてもおかしくはない。
また別の
見方をすれば、これがよりいっそう手の込んだ情報工作である可能性もあ
る。他のケースにおいて衝突したUFOの修復作業のフィルムを、「ロズウェル」の
名前に統一することにより、ロズウェルを他のUFO事件と区別することが難しくな
る。この後者の考え方は、宇宙人を怖がって信じようとしない人間に、ロズウェル事
件の調査結果と一致しないある特定のシーンを見せることによって、 あの事件は
「起きていなかった」と安心させることだろう。
採用された20分のフィルムは、粒子は粗いが、明るい場所で行われた検死のシー
ンを再現している。このフィルムの一場面は伝えられるところによると、数々のフィ
ルムに収められた3体の検死シーンの内の2体目であるという。そこには病院のよう
な場所に3人の人間が映っている。その内の2人は白の「放射能隔離タイプ」防菌ス
ーツを着ている。もう一人はガラスの仕切りの後ろからそれを覗いている。
スーツを着た2人は黒い手術台の上のヒューマノイドに向かって作業をしている。
女性と思われるヒューマノイドは身長が5〜6フィートある。頭は人間より大きく、
形も異なり、後頭部が異様に盛り上がっている。目は黒く、そして大きい。胴は、腹
部がふくれ上がっている。多分腐敗によるものと思われる。手足には6本の指があ
る。片方の足が、焦げている。衝突によるものだろう。頭部と腋の下には毛が生えて
いない。あばら骨と呼べるものがない。耳と鼻は人間と比べて小さく、未発達であ
る。歯はなく、唇と認識できるものがない。耳は極端に低い位置に着いており、あご
関節の下に見える。へそはない。多分女性の生殖器と思われる裂け目がある。しかし
乳房がない。研究者の一部は、この死体が生殖器(宇宙人にはない)を持ち、乳房を
持ち合わせていない(人間にはある)ことから、宇宙人と人間の交配種である可能性
も検討している。
また、イギリスのUFO研究協会(BUFORA)役員、フィリップ・マントルが
以前に見た別の検死フィルムでは、身長3フィート半から4フィート、4本の指を持
つエイリアンが確認されている。コダック社はいくつかのフィルムを調べ、これが実
際に1947年のものであると主張している。
エイリアンとの遭遇準備
5月27日から29日の3日間にわたり、格式ある国際会議がワシントンDCのホ
テル、シェラトンワシントンで開催された。会議は、「宇宙文明からの訪問に対して
地球が取るべき適切な対応」について意見の交換を行うことが主な目的であった。
「宇宙の文化が交流する時」と題されたこの会議では、科学者、大学教授、政府のリ
ーダー、研究家、軍将校、ジャーナリスト、宗教の代表者らによって様々な意見が発
表されている。そこでは、数多くの説得ある内容と意外な新事実が提供され、宇宙人
との接触に現実的な考えを持つ政治、科学、ジャーナリズムといった各界の人間の確
かな反応を見ることができた。
アーリントン研究所の国家機密専門家、ジョン・L・ピーターセンは、エネルギー
開発、宇宙人との接触、宇宙テクノロジーを含む現代文明の新しい局面へのシフト
を、17世紀末の啓蒙運動の始まりと比較して述べた。
人類学者でありジャーナリストでもあるマイケル・ヘセマンは、宇宙人との交流を
第二のコペルニクス革命にたとえた。彼はまた、旧ソビエトKGBのUFOファイル
が、現在公開されていることを報告している。その中では例えば、1989年、ソビ
エトの核兵器保管施設の上空にUFOが2時間も浮いていたこと、そしてミグ戦闘機
が来て、UFOがそこから離れていったことなどが明らかにされているという。
ハーバードの精神科医、ジョン・マックは、運動場の隅にUFOが着陸するのを目
撃したという南アフリカの小学生にインタビューをしたことがある。今回の発表では
その時に撮ったというビデオを公開している。子供達へのインタビューによると、数
名のエイリアンが出現し、他の子供たちが見守るなか、一人の女の子の3メートル
(9フィート)手前まで接近したという。
「ワシントン・ポスト」のジャーナリスト、ルース・モンゴメリーは、彼女が軍の
将校たちから聞いた様々なUFOの話を紹介した。 ドキュメント番組「60分
(Sixty Minutes) 」メキシコ版のプロデューサー、ジェイム・モーサンは、メキシ
コの主要都市上空を飛ぶUFOのビデオを公開した。これらのビデオには、半透明の
プラズマフィールドに包まれた形のしっかりした宇宙船、小艦隊、縦列飛行の様子な
どが映し出されている。最も目立っていたのは、夜間に地上付近をうろつくUFOで
ある。その後で、光に包まれたカマキリタイプの宇宙人が約一区画離れた所からカメ
ラを向いている姿を見ることができる。
シュメール文明の専門家、ゼカリア・シッチンは、宇宙人と現代人の祖先との間に
交流があったことを示す、古代シュメール文明の刻板が存在することを発表した。
宇宙文化協議会の主催者、スコット・ジョーンズ博士は、とある目的で独自にビデ
オテープを作成している。その目的とは、科学界、学界、各専門分野、そしてジャー
ナリズムの世界の代表者たちが、UFOや宇宙人の実在に関して既に十分な情報をつ
かんでいることをホワイトハウスと議会に理解させることである。スコット・ジョー
ンズはまた、人々のUFOに対する認識と反応に関して調査を行い、その結果を議会
の全ての議員に送っている。
秘密政府?
1995年4月13日、ホームドクター、ジェシー・マーセル・ジュニア医学博士
は、モンタナ州ヘレナにてとある話をしている。マーセル博士は、1947年のロズ
ウェルUFO衝突事件に立ち会った陸軍航空部隊に所属する諜報部員の子息である。
話とは、彼が1991年にディック・ダマトからワシントンDCに招かれたことであ
る。ディック・ダマトはロバート・バード上院議員お抱えの国家機密専門家であり、
国家安全保障会議の連絡要員であった。彼はマーセル博士に、会見は「安全な場所」
で行うことを約束したという。ジェシーは「以前にしゃべったことがないことは、何
も話すつもりがない」ときっぱり説明した。しかしダマトは、話をすべき確かな題材
があると主張するのだった。
マーセルとの会見の中でダマトは、ロズウェルの近くで衝突があったこと、そして
中にエイリアンがいたことを認めたという。これはマーセル博士にとって、政府の人
間がUFOの衝突を認めるのを聞いた初めての体験だった。UFOの残骸が今どこに
あるのかという質問に対するダマトの答えは、「我々(国家安
全保障会議)は知らな
い」というものだった。ダマトはUFO情報が公開されなくてはならないのはわかっ
ているという。しかし政府の中に恐ろしく力のある「影の権力グループ」があり、情
報にフタをして巨額のお金を不正に使っているとのことだった。ダマトによると、目
下、国家安全保障会議は、彼らが誰なのか、そしてなぜUFO情報を秘密にするのか
を明らかにしようとしているという。
UFO研究家スタントン・フリードマンは、このディック・ダマトとの会見で確か
なものをつかんでいる。研究家ティモシー・グッドもまた、ワシントンとロンドンで
ディック・ダマトと秘密裏に面会している。グッドはダマトの語る内容を認めてお
り、彼の次の本では会見で明らかになった内容について読者に問いかける予定でい
る。
1995年7月2日、ロンドンの日刊紙、ザ・メール(The Mail)では、航空幕僚
防衛省、事務局報道部の部長、ニック・ポープがすでに辞職していたことが報告され
ている。それによると、ポープはUFO信者であり、防衛省勤務期間中に多数の公式
報告書に目を通していたことを公の場で発表していたという。
UFO問題と合衆国大統領選挙
UFO情報開示への圧力と、大統領選挙に向けての政治的要請が高まるなか、フィ
ル・グラハム下院議員とボブ・ドール上院議員は、前例のない「オクトーバー・サプ
ライズ(10月の驚き)」の浮上を予想して民主党大統領再選キャンペーンに備える
必要性を感じていた。そのため、大統領選キャンペーンのスタッフであるドール上院
議員とグラハム下院議員は、UFO研究家、ダン・スミスと話をする機会を設けた。
これは、UFO情報のもみ消し、また情報開示に関連した問題が1996年大統領選
の意外な落とし穴になるかも知れないという危険をできる限り回避するのが目的であ
った。
信頼できる情報筋によると、共和党と民主党、両党の国民委員会は、UFO問題、
特にUFOに関して政府が握っている極秘情報が、来たる大統領選に向けて的を得た
問題となるかどうか検討している最中だという。ヘイリー・バーバー共和党全国委員
長と他の役員たちは、UFO問題に驚かされることがないよう、多数の宇宙飛行士と
連絡を取っていると言われている。
民主党全国委員会は次の選挙に向けて準備を進めていくなかで、国民へのアンケー
トに一つ、あるいはそれ以上のUFO関連の質問を載せることを検討している。
多数党である両党は、少数政党の立候補者も共和党や民主党の裏をかいて、同じよ
うにUFO問題を持ち上げてくるだろうと予想している。1992年の大統領選の間
にロス・ペローが裏でUFOの調査に精を出していたことはよく知られている。
してみると、UFO問題を巡る動きはとっくに始まっていたのかも知れない。19
95年9月17日の週に、二人の国民的有名人がUFO問題に言及している。その内
の一人、ジミー・カーター元大統領はUFOに関する質問を受けた際、次のような話
を持ち出している。それは、撃墜された秘密任務の飛行機を正確に突き止めるため
に、CIA長官が超能力者を起用していたということである。彼の説明は、UFOと
宇宙人に関する情報をつかむために諜報機関が超能力者を使っていたという隠された
内容にも話が及んでいた。その同じ週、大統領候補ボブ・ドールはクリントン大統領
の経済政策に対し、インフレを引き起こさずに2パーセント以上の経済成長を達成す
るのは不可能だとして非難しているが、それについてこうも言っている。
「それは空軍がUFOの存在を否定しているのと同じことだ。」
インディアン、エイリアンを語る
アメリカ先住民族のスピリチュアル(精神)リーダーたちは、今が白人たちに秘密
を伝える時だというメッセージを受け取っている。その秘密とは、何百年も昔からイ
ンディアンに口頭で伝えられてきた、宇宙人の訪問にまつわる伝説のことである。こ
の訪問の際にエイリアンたちはインディアンに役立つ情報を教え、彼らの病気を治し
たと伝えられる。今、そのスピリチュアルリーダーたちは、1996年6月中旬に向
けて、北、中央、南アメリカの民族から「星の祭壇を守護する者たち」を一同に集め
ようとしている。これには白人のUFO研究家も招待されており、参加者が輪になっ
てお互いの知識を共有していくことが期待されている。
宇宙人たちも、次のような動きの中でいつか姿を見せるものと思われる。
1:UFOを頻繁に、しかも大胆に登場させ、UFOの目撃を一般的なものにする。
国立UFO報告センター(電話(206)722 3000)ピーター・ダバンポー
ト所長は、7月の第一週から激増したUFOの報告によって、センターが身動きでき
なくなっていると述べる。そしてただ報告が多いだけではなく、一度に多数の、そし
て多種にわたるUFOが目撃されるようになり、今やそれが当たり前になっていると
いう。
2:サイコセラピスト(精神療法医)、UFO研究家、一般大衆に間近で接触する回
数を増やす。多くの研究家とセラピストがこうした宇宙人との遭遇が増えたことを報
告している。
3:多くのUFO遭遇経験者と研究家に強い使命感を感じさせ、宇宙人の存在を国民
に認識させるよう働きかける。報告によれば、国内の至る所でこのような使命感を感
じている人間が数多く出てきているという。
4:政府や影響力のあるリーダーたちが、UFO情報の公開、または情報漏れに対し
て寛容な態度を取るようになる。本記事の前半にも登場した意外な新事実の数々は、
彼らの態度が以前よりもはるかに開放的になったことを物語っている。
その間にも1995年は、UFO、エイリアン目撃の報告が増加し続ける。7月9
日にミズーリ州ベルサイユの近くで、二名の空軍将校と他に十数名の人間が五機の巨
大UFOを目撃している。UFOは一機が三角形で、残りの四機は円盤形であった。
大きさはそれぞれ、フットボール競技場ぐらいあったという。地上には20人から2
5人の宇宙人が徘徊しているのが目撃されている。この時の宇宙人は三種類に分けら
れた。まず、紫がかった皮膚をして、大きな耳を持つもの、次に光のエネルギーを発
するもの、そして、ジャンプスーツを着たヒューマノイドである。
8月6日、カリフォルニア州ベーカーズフィールド上空で、UFOの集団が多数の
人々に目撃される。これは地元ベーカーズフィールドの新聞にも報告されている。
9月7日午後、灰色がかった銀色で小型飛行機程度の大きさの葉巻形UFOが、シ
アトルにある連邦緊急時管理局(F
EMA)の地下施設に着陸した。これは手前から
見てUFOの向こう側ののぞき窓が見えるぐらい近くで目撃されている。
9月20日、ジョージア 州ブラックシアの警官二人は、形の異なるUFOが6機
から8機並んで飛んでいるのを報告するために911(緊急電話)に電話をかけた。
その内の一人は、自分の車がUFOによって持ち上げられるのを見たと報告する。連
絡を受けた911の局長が外に出てみると、実際に様々なタイプのUFOが光を放ち
ながら飛んでいるのが確認された。UFOには変わり種を含め、葉巻形、くさび形、
途中で赤く色が変わるフットボール形、地面に向けて緑色のビームを放つ円盤形、底
に3つの半球状の付属品を持つ、ベルがつぶれたような形をした「アダムスキー」型
などがあったという。
9月21日、カンザス州サリーナにおいて、軽飛行機に乗っていた二人の警官がU
FOの編隊を発見し、それらをビデオに収める。
9月22日、シアトル郊外のレッドモンドにおいて、天文学者一名を含む二人の女
性が、赤い光を点滅させながら飛んでいるUFOの編隊を目撃する。
11月初旬、「目撃(Sightings)」では、巨大な葉巻形UFOがコロラド州サリ
ーダの上空を猛スピードで移動するビデオの映像を放映する。
1995年6月11日、ラングレーのCIA本部上空を飛ぶUFOが目撃される。
これは、バージニアの地元紙「マクリーン」と、「ワシントン・ポスト」でも報告さ
れている。この時UFOは、CIA本部に向けてまぶしい光を浴びせたといわれる。
それから、CIAのUFOデスクを担当するロン・パンドルフィが住んでいるバージ
ニア州グレートフォールズに向かって、ゆっくり北に流れていったという。エイリア
ンたちは「もう時間だ」と言っているのであろうか?
多くの情報筋は、政府あるいは民間の研究家によるUFO情報の公開がここ5カ月
以内に行われるであろうと予測している。また、人間と宇宙人の代表者による公式の
話し合いも1996年から徐々に始められるだろうと伝えている。
1997年には宇宙人の実在を認める初めての公式発表が行われる前に、それをほ
のめかす発言が出て来るであろう。それに加え、今後も引き続き起こる事件により、
1998年までには宇宙人の存在が否定できなくなるであろう。
著者について:
リチャード・J・ボイラン、哲学博士、はカリフォルニア州サクラメントでカウンセ
リングを営む臨床心理学士である。1947年以来、今日までUFO現象の研究を続
けている。1989年より宇宙人との接触体験を持つ人々へのインタビューを始め
る。1991年終わりには、宇宙人との遭遇に関し、現在も進行中の調査を開始。こ
れまでに二冊の著書と数多くの記事を書いている。また、ボイラン博士は臨床接近遭
遇セラピスト学院(ACCET)の創立責任者であり、多数のワークショップを主催
している。ワークショップでは主に、宇宙人との遭遇経験を持つ人間に対して専門的
なカウンセリングを行うための方法を教える。
著書:「宇宙人に遭遇して (Extraterrestrial Contact and Human Responses) 」
(1992年)
「宇宙人接近−謎の訪問者と神秘体験 (Close Extraterrestrial Encounters:
Positive Experiences with Mysterious Visitors) 」(Wild Flower Press, 1994年)