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投稿者 明星 日時 2000 年 7 月 05 日 21:07:06:
急遽インタビューが決まった様子で、テレビ予定欄には載っていなかった。
ビデオを入手しましたので掲載いたします。
７月４日は第２次森内閣組閣発表の日であった
もちろん US の Indepedence Day である
初めは日本の事、森首相の事について
そして最後に柔道を題材にした内容であった。
ここに何かしらメッセージが含まれていると思われる。
フジのウェブにもこの部分も掲載されている。
もしかしたらこの部分が言いたかったのではないかな。
何で柔道なのか疑問であるが、プーチン氏は黒帯である。
印象的にはプーチン氏は言語明瞭、かなりクレバーな感じがした。
木村氏の方が疲れか緊張からか、たどたどしく、
役者度はプーチン氏の方が一枚上手なようだ。(^_^;)
どのようなラインでインタビューにたどり着いたかは不明だが、
もしかして柔道連盟から！？
以下放送時のママ（柔道の部分）
−−−−スクープ−−−−
ロシアの若き指導者独占インタビュー
７月４日放送フジテレビスーパーニュースより
木村太郎
「個人的な事を伺いんたいんですが、私も柔道をやるんですけれども
大統領は柔道の達人でいらっしゃる、
なんで日本のスポーツをお始めになったという事と
単にスポーツとしておやりになっているのか
柔道の道という道は精神的な意味も含まれているんで
そういう事も、なさった動機の一つになったのか
その辺が非常に興味を持っているんですけれど。。。。」
プーチン大統領
「まず言いたいのは、柔道は世界中に普及しているスポーツだということです
現在、国際柔道連盟には１５０カ国が加盟しており
これは日本国民の世界文化に対する大きな貢献だと思います
この点で世界の多くの人が日本国民に感謝しています
かくいう私もその一人です柔道はスポーツです
極めるためには肉体的訓練はもちろん精神力、意志の強さも必要です
あなたは精神面、すなわち哲学的意味に言及されましたね
『ジュードー』のドー（道）には、哲学的意味があるとおっしゃいましたが
私は『ジュードー』のジュー（柔）も同じだと認識しています
私の知る限り『ジュー』は『柔らかい』を意味し
つまり『ジュードー』は『柔らかい道』という事になります
もしそうなら『ジュードー』とは価値観の一大体系といえます
哲学とはつまり、世界観であり人間観であります
その意味で柔道はもちろん哲学です
しかも、柔道には哲学（philosophy）の長所が明確に表れているのです
『ジュードー』が『柔らかい道』なら
『革命』（revolution）より『進化』（evolution）を重んじる哲学です
この哲学は、持っているものを生かし大切にすることを教えてくれます
これは国と国との関係にもあてはまります
私たちがこれまで培ってきた肯定的な潜在能力を大切にし
私たちやパートナー諸国が持っているものを生かせるなら
私たちが目指すものにいずれ必ず到着できると確信します。」
木村「最後に差し支えなければ得意技は何ですか？柔道の」
プーチン「背負い投げで一本、、、、、、それと出足ばらい」
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http://www.fnn-news.com/
より
さる5月初めに大統領に就任したロシアのウラジミール・プーチン大統領(47)が、来月の「九州・沖縄サミット」での訪日を前に、アジアのメディアとしては初めてFNNの単独インタビューに答えた。
7月3日午後、モスクワの中心部にあるクレムリン宮殿内の大統領執務室で、FNN取材団の木村太郎キャスターによるロシアのプーチン大統領への単独インタビューが始まった。
木村 クレムリンがこんなにきれいになっているとは、知りませんでした。
大統領 最近、いくつもの部屋が修理されましたので、ご覧になってください。
木村 これが初めて日本国民にお話しいただく機会なので、まず最初に日ロ2国間の現状と将来について、どう展望なさっているか?
大統領 私たちは、日ロ関係のレベルを高く評価しています。私たちの考えでは...というより私たちの確信では、日本は、アジア太平洋地域だけでなく、世界でもロシアの重要なパートナーの1つだと私たちは考えています。日ロ関係は、これまで達成された合意に基づいて発展させる必要があります。
日本は、経済だけでなく、政治の面でも、わが国の重要なパートナーの1つになり得ます。国際関係の動き、日本の政治的な重みの伸長と、ロシアの利益は、緊密にからみ合っています。世界や地域の事情から、ロシアは客観的に日本の経済的、政治的な影響力の伸長に関心があります。ロシアは、日本が国際政治や地域政治の中で、強力で重要な要因となることに関心があります。強力な日本は、世界におけるバランスを達成し、維持する重要な要素です。
世界は、まだいくつか問題を抱えている。この点でも、ロシアは日本との関係発展に関心があります。
ことし4月のサンクトペテルブルク首脳会談では、日本の森首相との間に、素晴らしい個人的な信頼関係が生まれましたが、これは両国関係の発展に役立つと思います。森首相は、手ごわい交渉相手だが、感じの良い話相手で、一緒に仕事をしてみたい人物です。
これからも、日本、ニューヨークの国連ミレニアム総会、地域会議などで、何度も実り多い会談が持てると期待しています。
もちろん、いま私たちが準備を進めている重要な行事は、ことし8月末か9月初めのロシア大統領の日本訪問です。
木村 わたしも柔道をやるんですが、大統領も柔道の達人でいらっしゃる。どういう風に日本のスポーツをお始めになったのか? 単にスポーツとしておやりになったのか、柔道の「道」は「みち」、精神的な意味も含まれているので、そういうことも、あるいは動機の1つになっているのか興味があります。
大統領 まず言いたいのは、柔道は全世界に普及しているスポーツであることです。世界柔道連盟には、150カ国が加盟しています。これは、世界の文化に対する日本人の大きな貢献です。この点で、世界の多くの人が日本人に感謝しています。そうした感謝している1人が、皆さんの前に座っています(この私です)。
もちろん、柔道というのは、まずスポーツです。
柔道の目的を達成するには、身体の訓練が必要で、同時に精神力、意志の強さも必要です。
あなたは、柔道の2つ目の意味、哲学的な意味について言及されました。「道」は、哲学的な意味合いがあると指摘されました。私の理解では、「柔道」というこのスポーツの名前の前者(柔)にも、後者(道)にも、どちらも哲学的な意味を含んでいると思います。
「ジュー」というのはロシア語で「柔らかい」 を意味します。私の記憶に間違いがなければ、「ジュードー」は「柔らかい道」ということでした。もしそうであるなら、「ジュードー(柔道)」とは、考え方の一大体系ということになります。
哲学とは何でしょうか? 哲学とは、世界観であり、人間観であり、世界における人間の位置に対する考え方です。その意味で、柔道はもちろん哲学です。しかも、何を優先するかを正確かつ明確に表している哲学です。
「ジュードー」が「柔らかい道」なら、これは「革命」より、「進化」を良しとする哲学なのです。この哲学は、私たちに、持っているものを生かし、あるものを大切にするよう教えています。これは、国家間の関係にも有効でしょう。私たちがこれまで培ってきた肯定的な潜在力を大切にするなら、そして、私たちやパートナー諸国が持っているものを生かすことができるなら、私たちは一緒に、一歩一歩ゆっくりと、私たちが皆が望んでいることを実現できるのです。
木村 得意技はなんですか?
大統領 背負い投げなどの投げ技や、体落としです。
木村 沖縄の子供たちがおいでになるのを楽しみにしております。
大統領 ありがとうございました。「アリガト」
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