投稿者 TOWERING INFERNO 日時 2000 年 7 月 04 日 16:43:47:
2000.07. 4
Web posted at: 2:35 AM JST (1735 GMT)
ワシントン(CNN) 首都ワシントンの観光名所として知られるワシントン記念塔は、3年にわたって行われていた化粧直しがほぼ終わり、米独立記念日を翌日にひかえた3日、記念式典が行われた。同記念塔の外装作業は終了したものの、内装の作業が残っており、一般公開は31日の予定。独立記念日に合わせてワシントンを訪れている観光客にとっては、残念な祝日となりそうだ。
高さ約167メートルのワシントン記念塔は、初代大統領ジョージ・ワシントンを記念し、1885年に建てられた大理石の方尖(せん)塔で、1888年から一般に公開されている。老朽化のため、3年前から内外装の修復作業を進めていた。
3日の記念式典では、ブルース・バベット内務省長官による演説のほか、1885年当時の式典で演奏された「ワシントン・ワルツ」も新たに編曲され、米陸軍の楽隊が披露された。
費用総額約1000万ドル(約10億6000万円)にのぼる修復工事は、12月に修復作業を再開する予定で、新しいエレベーターの設置など、完成までにはさらに2カ月が必要とみられている。これまでに、老朽化した骨組み部分の修復、冷暖房装置の設置、展望台の窓の交換、落雷対策などが終わっている。
ワシントン記念塔には、毎年100万人の観光客が訪れ、観光のピークは独立記念日の週末と言われている。