投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2000 年 7 月 19 日 18:30:19:
回答先: 國聯、アンゴラのダイヤ取引監視員を任命 投稿者 倉田佳典 日時 2000 年 7 月 14 日 18:59:24:
ダイヤモンド研磨業者の団体である「国際ダイヤモンド製造協会(IDMA)」は17日、原産地証明の強化など不正取引防止のための規制策を提案した。IDMAが所属する世界ダイヤモンド取引所連盟(WFDB)が、ベルギー・アントワープで開いている会議で、19日に採択される見通しだ。主要国首脳会議(九州・沖縄サミット)でも議論が予定されるなど国際圧力が高まる中で、業界としても自主的に規制策を打ち出さざるをえなくなった。
提案内容は、「生産国に取引事務所を設け、原産地を登録する」など9項目。
国連安全保障理事会でアンゴラ制裁委員会の議長を務めるフォウラー国連大使(カナダ)は18日、規制案を歓迎したうえで、「ダイヤ製品がアフリカでの悲劇に無関係なことを証明できなければ、『ダイヤモンドよ、永遠に』とはいかない」と同会議で演説し、規制の履行を迫った。
アフリカ諸国で紛争の資金源となっているダイヤ不正取引については今月5日、国連安保理が反政府武装勢力が鉱山を支配するシエラレオネ産ダイヤの取引禁止を決議するなど、世界的に規制の動きが強まっている。13日のサミット外相会合が採択した「宮崎イニシアチブ」でも取り上げられた。