投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2000 年 7 月 13 日 20:19:57:
九州電力は十二日、従来の電話回線ではなく、各家庭に引き込ん
でいる配電線や無線機を利用した高速インターネットサービスの試験を行う、と発表した。新たな通信事業の柱として育てたい考えだ。
従来の電話回線と比べ約四十八倍の速さで通信できるのが特徴で
、来年夏ごろの事業化を目指す。
送受信に必要な低圧配電線用のインターネット受信装置は現在、
東京電力や三菱電機と共同開発しており、パソコンと家庭内の電気コンセントをつなぐだけでインターネットを利用できるようになる。
また、同社は集合住宅など向けに、電柱に取り付けた無線装置を
使ったインターネットサービスの試験も同時に実施する。
実験に掛かる費用は半年間で約一億五千万円に上り、福岡市の早
良区と南区の一部にある三百軒を対象に試験への参加を募る。