投稿者 倉田佳典 日時 2000 年 7 月 09 日 13:12:44:
07/08 16:16 マルク諸島へ50万人派遣も 大統領派イスラム自警 外信65 #01
【ジャカルタ8日共同】インドネシアのイスラム自警団「バンセ
ル」(約三百万人)の次期司令官、タタン・ヒダヤト氏(37)は
八日までに共同通信社と会見し、マルク諸島の宗教抗争を収拾する
ため、政府の要請があれば独自の平和維持部隊五十万人を現地に派
遣する用意があると言明した。
バンセルは、ワヒド大統領が議長を務めた同国最大のイスラム教
徒団体「ナフダトール・ウラマ」傘下の多目的部隊。宗教的には穏
健派だが、軍隊式訓練を受けた屈強な若者を組織している。
今回の発言は、抗争を扇動している疑いがある反大統領派へのけ
ん制とみられるが、実際にバンセルが派遣されれば、抗争を続ける
イスラム教、キリスト教両勢力の強硬派を圧倒、抗争に転機をもた
続き (改行で次頁 S:次文書 E:終了)
>
らす可能性がある。
(続) 000708 1616
[2000-07-08-16:16]
続き (改行で次文書 E:終了)
>
07/08 16:16 マルク諸島へ50万人派遣も 大統領派イスラム自警 外信65 #02
マルク諸島外部から抗争に加わっている「聖戦軍団」などイスラ
ム強硬派について、タタン氏は「問題解決のために暴力を使う必要
はない」と批判した。
また、八月に予定される国民協議会(国権の最高機関)を前に政
界で強まるワヒド大統領降ろしの動きに対しては「憲法に基づいて
選ばれた大統領を違法なやり方で倒そうとする勢力があれば、バン
セルが相手になる」と警告した。
ジャカルタの最高検爆破事件などで懸念される協議会開催中の治
安については「国軍や警察に協力し、宗教、経済施設や住宅地の安
全を確保したい。キリスト教徒や仏教徒も守る。国民が宗教で分断
されてはならない」と強調した。
続き (改行で次頁 S:次文書 E:終了)
>
(了) 000708 1616
[2000-07-08-16:16]