投稿者 倉田佳典 日時 2000 年 7 月 09 日 13:12:04:
07/08 09:09 カトリック教会の責任追及 ルワンダ大虐殺の報告書 外信17 #01
【ニューヨーク7日共同】一九九四年に約八十万人が犠牲となっ
たルワンダ大虐殺に関するアフリカ統一機構(OAU)の報告書が
七日国連本部で公表され「虐殺を防止しようとしなかった」として
、ローマ・カトリック教会などの責任を強く追及した。
現地カトリック教会指導者の責任は早くから指摘されてきたが、
公的な報告書が名指しで非難するのは極めて異例。
報告書は現地カトリック指導者について「虐殺を進めたフツ人勢
力を支持した」と批判。「カトリック指導者らの暗黙の支持がなけ
れば、短期間にこれほど多数を殺害することはできなかったろう」
と指摘した。
(続) 000708 0909
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[2000-07-08-09:09]
07/08 09:09 カトリック教会の責任追及 ルワンダ大虐殺の報告書 外信17 #02
当時、ツチ人多数が逃げ込んだカトリック教会の司祭が、フツ人
勢力に避難民の居所を通報するなど虐殺への加担がこれまで報告さ
れてきた。
報告書は国連や米国、フランス政府、現地の英国国教会などの責
任も指摘した上で「カトリック教会、フランス政府は一切謝罪して
いない」と強い調子で非難。アナン国連事務総長に対し、賠償金を
支払うべき国を特定するための委員会設置を求めた。
報告書はOAUの依頼でボツワナのマシーレ前大統領らがまとめ
た。
ルワンダ虐殺については、既に国連が第三者に依頼して、自らの
責任を認める報告書を作成、昨年十二月に公表している。
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(了) 000708 0909
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