投稿者 MIROKU 日時 2000 年 7 月 08 日 13:25:58:
【アデレード(オーストラリア)7月4日AFP=時事】日本国内で売られているクジラの肉の約半数が食用に適さないことが、第一薬科大学(福岡市)と英グリニッジ大学がこのほど行った共同調査で明らかになった。
調査は、国内で販売されている百三十のサンプルを対象に実施。その結果、これらのうち半数以上に国内外の安全基準を超える有害物質が含まれていることが分かった。サンプルの多くから、人間が摂取すれば重度の下痢や消化不良を引き起こす恐れのある水銀やカドミウムが検出された。
調査報告書はその要因として、「クジラ類が海洋の食物連鎖の最上位に位置していることに加え、比較的寿命が長いために多量の化学物質が体内に蓄積されてしまうため」と分析している。