投稿者 倉田佳典 日時 2000 年 7 月 07 日 19:23:53:
07/07 08:07 2百年前の奴隷広告謝罪 米国最古の新聞 外信02 #01
【ニューヨーク6日共同】アメリカ建国に先立つ一七六四年に創
刊され、米国で最も長い歴史を誇る日刊紙ハートフォード・クーラ
ント(コネティカット州)は四日付の紙面で、創刊当時から同紙が
黒人奴隷売買の広告を掲載したことを認め「先輩がおぞましい人身
売買にかかわったことを謝罪する」と報じた。
「本紙も古い悪事と共犯関係」と題した記事は「性格の良い十五
歳の黒人少年、売ります」との広告を一七六五年五月の同紙が掲載
したことを紹介、創業者を含め奴隷ブローカーとして活動したこと
を認めた。
(続) 000707 0807
[2000-07-07-08:07]
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07/07 08:07 2百年前の奴隷広告謝罪 米国最古の新聞 外信02 #02
同州で奴隷売買が禁止されたのは一八四八年で、同紙は「逃亡奴
隷逮捕に賞金五ドル」などの広告を一八二三年まで度々掲載してい
たという。
さらに一八五五年に同紙を買収したトマス・デイが社説で「白人
種は黒人種より優秀」と主張するなど、人種差別主義者であったと
指摘。南北戦争が深刻化するまで新聞として奴隷解放を支持しなか
った過去を認めた。
同紙は米大手保険会社エトナが今年三月、「奴隷保険」について
謝罪したことを報じた際、「ほかにも奴隷で稼いだビジネスがない
か」と批判すると同時に自社についても内部調査、奴隷広告を掲載
していたことを確認した。
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(了) 000707 0807
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