投稿者 倉田佳典 日時 2000 年 7 月 07 日 19:22:29:
07/06 21:33 ナチス強制労働に補償へ 独下院が法案可決 外信102#01
【ベルリン6日共同】ドイツ連邦議会(下院)は六日、ナチス政
権下で強制労働させられたユダヤ人や東欧諸国民などに補償を実施
するための法案を賛成五五六、反対四二の圧倒的多数で可決した。
今月中に連邦参議院(上院)も通過し、成立する見通し。
法案によると、政府と主要企業が計百億マルク(約五千二百億円
)を出資して補償金支払いに当たる財団を設立し、被害者一人当た
り五千マルク(約二十六万円)から一万五千マルク(約七十八万円
)の補償金を支給する。
ドイツ政府と主要企業は昨年十二月、米国や東欧諸国の被害者団
体と補償の実施で合意したが、企業側が補償と引き換えに、今後予
想される被害者側からの損害賠償請求訴訟での免責を求めたため、
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法案審議が遅れていた。
(続) 000706 2133
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交渉の仲介役を務めた米国政府が先月十二日、免責要求に理解を
示したことで、企業側が軟化、法案審議に弾みがついた。
(了) 000706 2133
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