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[ワシントン 22日 ロイター]
中国の新華社通信が、米国政府に無許可で国防総省の見渡せる場所にワシントン支局を構えたことで、中国によるスパイ疑惑が再燃している。
米国務省は中国大使館に対し、大使館用地などを購入する際には、売買契約がたとえ済んでいても、法律に従い許可を申請する義務があると述べた。
新華社通信は中国政府と密接な関係があり、軍事情報が盗み出されるのではと懸念する声が上がっている。
一方、国防総省のベーコン報道官は、この間の経緯を認識していたと説明。同省の建物は50年以上も同じ場所にあり、監視システムなども万全だと述べた。