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2000.06.21 Web posted at: 3:25 AM JST (1825 GMT)
サンサルバドル(AP)
エルサルバドルで、有力な電話会社が市民の電話を盗聴していた疑いが強まり、少なくとも5万人のサルバドル市民が19日、1時間にわたって電話線を取り外すなどして、抗議活動を行った。
この電話会社は、元国営企業のCTEテレコム社。政府の通信委員会は先週、同社が市民の電話を盗聴したとして、6万ドル(約630万円)の罰金を科した。抗議活動を指揮した、スパイ活動に反対する市民グループのフェリックス・ウローアさんは「市民は常に人権を脅かされていることにうんざりしている」と語った。
政府関係者は、盗聴がだれの指示により、だれに対して行われていたかは明らかにしていない。しかし、地元のメディアによると、蔵相、中央銀行の元会長、大統領の報道担当官の自宅の電話が盗聴されていたと報道した。一方、CTEテレコム社は盗聴行為を否定し、控訴している。
政府の元閣僚の1人は地元のテレビ局に対し、CTEテレコムは民営化前から電話の盗聴を続けてきたと述べた。通信委員会のオルランド・ソラ元委員長は、アルマンド・カルデロン前大統領が盗聴の事実を知っていたことを明らかにしたが、誰が盗聴を命じていたかは知らないと述べた。
★誰が盗聴を命じたかって・・・大元はCIAかそこらに決まっているじゃないか。南米の弱小諸国、ホンジュラスとかグゥアテマラとか、パナマとか・・・・ここらへんは国家主権なんてなきに等しい。その証拠にパナマの通貨は米ドルだし、通貨主権を放棄して米ドルを自国通貨に採用する国は増えるだろう。まあ、それ以外にも軍部の高官は服役中のノリエガ将軍がウエストポイント出身だったり、麻薬カルテルとアメリカの情報機関は結びついていたりで・・・。日本もこのままではいずれああなっちまうのにな。