Tweet |
【ワシントン20日共同】
占星術を信じる人は三○%以上、超能力の信奉者も五○%に上る―。米政府の科学研究推進機関である全米科学財団(NSF)は、二十日までにまとめた「科学技術指標二○○○年版」でこんな調査結果をあげ、米国人の超常現象好きを「批判的思考力の欠如」と嘆いた。
それによると、NSFが昨年行った調査で約七%の人が「占星術は極めて科学的」と回答。「やや科学的」と答えた二九%を含め米国人の三人に一人以上が占星術を信じていることが分かった。テレパシーなど超能力が存在すると思っている人も半数以上に上った。
宇宙人が既に地球に着陸していると考える人が全体の三分の一程度いるほか、死者との会話や幽霊を信じる人も、調査時期などによって異なるが、五分の一から半数近くいた。
一方で、地球が太陽を一周するのに一年かかることや、恐竜時代に人間はいなかったことなど「基礎的な科学知識」を持った人は五○%以下だったという。
★そりゃ大統領夫人がお抱えの占星術師を雇ったり、大統領が棺桶に裸で寝っころがって性生活を告白したりする怪しげな秘密クラブに入っているのが当たり前の国ですからねぇ。