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遺伝子操作によって記憶力を増強させた“英才マウス”をつくり出すことに米ノースウエスタン大の研究チームが成功し、二十日発行の米科学誌「米科学アカデミー紀要」に発表した。英才マウスは、昨年九月に米プリンストン大のチームによるものが最も知られているが、日本でも同十一月に科学技術振興財団のチームが誕生させている。
米ノースウエスタン大のチームは、マウスの神経細胞の成長にかかわる「GAP―43」と呼ばれる遺伝子に着目し、その数を増やすことで働きを強めてみた。このマウス五匹に迷路でえさの場所を覚えさせる実験をしたところ、えさにたどり着くまでに間違う回数が、通常のマウスは平均四回だったのに対し、遺伝子操作をしたマウスは平均一回しか間違わなかった。
記憶力の良さは、脳の神経細胞(ニューロン)間の情報が伝わりやすいことが一因とされている。「GAP―43」は、神経細胞が情報を伝える際に出す「グルタミン酸」という情報伝達物質を出す仕組みに関係した遺伝子で、これを多く持つことで情報の伝達効率が上がり、記憶力の増強につながると見られている。
今回の遺伝子操作マウスの神経細胞を調べたところ、記憶のもとになる「長期増強」という現象が確認できたという。
これまでの英才マウスはそれぞれ異なる遺伝子を操作してつくられており、日本で成功した科学技術振興財団の加藤邦夫グループリーダーは「遺伝子レベルで神経機能の解明が進んでいる証拠だ」と話している。
★役に立たない無駄飯「大喰い」のゴイムよりも、ネズミを労働者にした方がメシ代も安く済むし、良いかもしらんな、などという会話がロンドンあたりの秘密クラブで交わされたとか交わされなかったとか・・・・。