Tweet |
ポーランド東部のストゥビエンコ村で最近、幸運を運ぶ鳥として知られるコウノトリが突然凶暴になり、相次いで住民の飼っている鶏やアヒル、七面鳥を襲う事件が起き、村はパニックに陥っている。しかも、地元ラジオによれば、ヒチコックの恐怖映画「鳥」の場面さながらに、コウノトリは住民にも襲い掛かったという。
これまでに犠牲になった鶏は600羽に及ぶ。このため、村人たちは、鶏やアヒルを屋内で飼い、辺りを警戒しながら、1日に1回だけ屋外に出す窮余の策を講じているという。
この地域では、干ばつによってコウノトリのえさであるカエルの数が激減しており、鳥類学者は飢えが凶暴になった原因ではないかと見ている。
(時事)