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国際会議、国際フォーラム、経済人フォーラムなどとは
トップダウンな決定という点で違うそうです。
そして出てくるのが宣言です。
このトップダウンというのが要でしょうか。
Nobless Obligeによって、トップのフェイストゥフェイスの
交流で絆をつくる、そんな意味もあるのでしょうね。
代役となった森さんが、変な発言をしないと良いのですが。
http://www.g8kyushu-okinawa.go.jp/j/index.html
サミットの仕組みについて
問.G8サミットとは何ですか?
G8サミットとは、日、米、英、仏、独、伊、加、露8か国の首脳及びECの委員長が参加して毎年開催される首脳会議です。
狭義のサミットは首脳会合を意味していますが、首脳会合の前に開催される外相会合及び蔵相会合を含めた全体をサミットと呼んでいます。
問.G8とは何の略ですか?
公式な定義はありませんが、一般的に首脳会議に参加する8ヶ国の総称としてのGroup of Eight を意味しています。
問.サミットを他の国際会議と比較した特徴は何ですか?
サミットでは、経済・社会問題を中心に国際社会が直面する様々な課題について、首脳は一つのテーブルを囲みながら、非公式かつ自由闊達な意見交換を通じてコンセンサスを形成し、トップダウンで物事を決定します。そして、その成果が宣言としてまとめられます。グローバル化が進むと世界各国の相互依存関係が進み、物事が起こりかつ展開する速度が速くなり、その影響するところも国境を越えて大きくなりますが、それらに有効に対処するためには、非常に柔軟で果断かつバランスのとれた決断、効果的な措置が必要となります。サミットには他の国際的なフォーラムと異なり事務局がありませんが、それぞれの国で総合的・横断的に様々な分野を総覧する立場にある首脳がトップダウンで物事を決めるため、適切な決断と措置を迅速に行うことが可能になります。
問.サミットはどのように準備されるのですか?
サミットの準備は「シェルパ」と呼ばれる首脳の個人代表が首脳の指示を受けて緊密に連絡を取り合って行われます。(「シェルパ」とは本来「登山者が山の頂上(サミット)にたどり着くための手助けをする案内人」という意味です。九州沖縄サミットに向けて我が国のシェルパは野上外務審議官が務めています。)
問.議長国の任期及び役割は?
サミットを開催する国が、開催する年の1月〜12月の1年間、サミット議長国となります。サミット議長国は、サミット開催に向けた事前の準備会合や、実際の首脳会合、外相会合、蔵相会合の開催のための諸準備及び議事進行を行います。更に、その時々の国際情勢を反映して、必要に応じて緊急会合の呼びかけを行うこともあります。
日本は2000年1月1日より12月31日までサミット議長国となります。これまで日本は1979年、1986年、1993年に議長国となっており、今回が4回目となります。
サミットの歴史について
問.サミットが始まった経緯は?
1970年代に入り、ニクソン・ショック(ドルの切り下げ)や第1次石油危機などの諸問題に直面した先進国の間では、世界経済問題(マクロ経済、通貨、貿易、エネルギーなど)に対する政策協調について首脳レベルで総合的に議論する場が必要であるとの認識が生まれました。
このような背景の下、ジスカール・デスタン仏大統領(当時)の提案により、1975年11月、パリ郊外のランブイエ城において、日、米、英、仏、独、伊の6か国による第1回首脳会議が開催されました。
問.サミット・メンバーの変遷は?
1975年のランブイエ会議には、日、米、英、仏、独、伊の6か国の首脳が参加しましたが、76年のプエルトリコ会議からはカナダが参加し、77年のロンドン会議からは欧州共同体(EC)(現在は欧州連合(EU))の欧州委員会委員長が参加するようになりました。
その後、冷戦終了後の国際情勢に応じて、91年のロンドン会議より、G7サミット終了後、ロシア大統領と各首脳がサミットの枠外で会合を行うようになりました。ロシア大統領は、94年のナポリ会合以降は首脳会議のうち政治討議に参加するようになり、97年のデンヴァー会議以降は「世界経済」「金融」等の一部セッションを除き基本的に全ての日程に参加することになりました。98年のバーミンガム会議以降は従来の「G7サミット」に代わり「G8サミット」という呼称が用いられるようになっています。
問.サミットが恒例化した経緯は?
1975年のランブイエ首脳会議の結果、世界経済問題に対応するために先進国の首脳が集まって政策協調のための議論の場を持つことの重要性が認識され、各国が持ち回りで議長国を務めつつ毎年首脳が集まって会合をもつことになりました。
その後、世界経済の諸問題と並んで、冷戦を背景とした東西問題、更には冷戦崩壊後の国際問題、南北問題やその時々の世界情勢などの政治問題が議論の対象とされるようになり、さらには環境、麻薬、テロ、エイズ等感染症などの地球規模の社会問題についても議論されるようになっています。このようにして、主要国の政策協調の場であるサミットの重要性はますます高まっています。
問.過去のサミットの議題及び成果は?
→「過去のサミット関連資料」を参照して下さい。
九州・沖縄サミットについて
問.なぜ九州・沖縄が選ばれたのですか?
2000年に開催されるサミットの開催地として幾つかの都市が立候補しましたが、会議に必要な施設及び環境、地方自治体や住民の熱意、及び、九州・沖縄地方は日本の中でも最も他のアジア地域に地理的に近く、古くから周辺地域との交流が盛んに行われてきたという歴史的背景等、様々な要素を総合的に考慮して、小渕前総理が九州・沖縄でサミットを開催することを決定し、1999年のケルン・サミットにおいてG8首脳の了承を得ました。
問.九州・沖縄サミットの議題は何ですか?
サミットの議題は、第一にこれまでのサミットにおいて議論されてきた議題や過去のサミットからの宿題、第二にその時々の世界経済・地域情勢などの緊急課題、第三に議長国のイニシアティブによる議題に分類されます。九州・沖縄サミットの議題についても、1999年のケルン・サミットの成果やその後の国際情勢の変化を踏まえ、G8各国と協議していくこととなります。このサミットは、2000年という区切りの年にアジアにおいて行われることから、グローバルな中にもアジアの視点を踏まえつつ新しい世紀に向けた明確なメッセージを打ち出す重要な機会となることが期待されています。
問.九州・沖縄サミットには誰が参加するのですか?
九州・沖縄サミットにおいては、日、米、英、仏、独、伊、加、露の8カ国の首脳及び欧州連合(EU)から欧州委員会委員長が首脳会合(沖縄)に、関係閣僚(委員) が外相会合(宮崎)、蔵相会合(福岡)にそれぞれ参加する予定です。
問.参加国首脳は会議においてどこの国の言語を使うのですか?
過去のサミットでは、各国首脳がそれぞれの母国語で発言した内容を参加各国の母国語へ同時通訳しています。