Tweet |
06/15 16:25 アジアのネット接続網始動 米優位の構造に対抗 外経83 #01
【バンコク15日共同】日本のKDDなどアジア八カ国・地域の
国際通信会社は十五日、アジアのインターネット通信網を相互接続
し、米国経由の接続を不要にする「アジア・インターネット・ネッ
トワーク(AIN)」を立ち上げた。
米国の接続業者(プロバイダー)に支払っている国際専用回線使
用料負担を削減し、ネット利用者の接続料低下につなげる狙い。
アジア地域のネット相互接続網は整備が遅れ、たとえばこれまで
タイのプロバイダーを通じてインドネシア内のホームページを閲覧
する場合、いったん米国を経由する必要があった。
(続) 000615 1625
[2000-06-15-16:25]
続き (改行で次文書 E:終了)
>
06/15 16:25 アジアの 外経83 #02
米国側はこの際、専用線の使用料を徴収。シンガポール政府によ
ると、アジア各国が米側に支払う使用料は年間五十億ドル(約五千
三百三十億円)に上る。アジア内の相互接続で米側への支払いが軽
減できる。
米の回線使用料の問題は、五月にメキシコで開かれたアジア太平
洋経済協力会議(APEC)通信相会合でも議題になり、負担公平
化の原則を確認した。タイ通信公社は「AINは米側に負担公平化
の圧力をかける一歩」と位置づけ、今後通信容量を増大し、アジア
地域の他国にも接続網を拡大していく方針だ。
AINを構築したのはKDDのほか、インドネシア、韓国、マレ
ーシア、フィリピン、シンガポール、台湾、タイの各通信会社。
続き (改行で表示 E:終了)
>
(了) 000615 1625
[2000-06-15-16:25]