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06/14 09:41 アルゼンチンが過去謝罪 ナチス指導者らかくまう 外信46 #01
【ワシントン13日共同】訪米中のアルゼンチンのデラルア大統
領が十三日、記者会見し、アルゼンチンが第二次世界大戦後にナチ
ス・ドイツの指導者らの亡命を認め、戦犯としての追及を受けずに
済むようかくまったことを「国家を代表して世界に対し謝りたい」
と正式に謝罪した。
アルゼンチンは大戦中に誕生したペロン軍事政権が、ホロコース
トの立案者と言われるアイヒマン、メンゲルらナチス・ドイツの戦
争犯罪者らを多数受け入れ、国際社会やユダヤ人団体が非難してい
た。
(続) 000614 0941
[2000-06-14-09:41]
続き (改行で次文書 E:終了)
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06/14 09:41 アルゼン 外信46 #02
在米アジア系団体などは、南京虐殺など旧日本軍の非人道行為を
追及する動きを広げており、その一つ「第二次大戦史を保存する地
球連盟」は「アルゼンチンと対比させて日本の責任追及の運動を進
める」と述べた。
大統領は会見で十四日にはワシントンのホロコースト博物館で献
花する予定を明らかにした。十二日には在米ユダヤ人団体の指導者
に謝罪を伝えたという。
アルゼンチンは一九九○年代に入ってナチス・ドイツとの関係に
ついての公文書公開や、ナチス関係者の国外追放の措置をとった。
(了) 000614 0941
[2000-06-14-09:41]