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上越市は、私の選挙区――新潟県6区の人口の約3分の1を占める市です。この上越市の宮越市長に対し、今年の3月1日に元さくら大使(前は「ミスさくら」といっていました。上越市は桜の名所です)のA子さんからセクシャル・ハラスメントを受けたとして損害賠償を求める訴訟(以下、「セクハラ訴訟」といいます)が提起されたことをご存知の方は多いのではないでしょうか。このセクハラ問題は市議会でも取れ挙げられ、そしてこのセクハラ訴訟も大きな誘因となり、4月26日から宮越上越市長に対するリコール請求が始まりました。このリコール請求について私は言及するつもりはありません。
しかし、5月20日午前11時50分ころ、時事のニュース配信を見せられこのセクハラ訴訟が5月16日取り下げられたことを私は知りました。このニュースは、リコール運動に携わってきた方々にはビックリする以上の大きなニュースでした。私の後援会員にもリコール運動に携わってきた方も多くいました。皆でその理由・背景を調べようということになり調査した結果、次のような由々しい、看過するすることのできない事実が判明しました。
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セクハラ訴訟について、5月12日示談が成立したこと。
その示談に基き、5月16日セクハラ訴訟が取り下げられたこと。
この示談に関し、暴力団・右翼が深く介在したこと。
示談が成立しセクハラ訴訟が取り下げられたことは、リコール期間が終わるまで公表しないこと。
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セクハラ訴訟が提起され、それも一つの大きなテーマとなって現にリコール運動が展開されている以上、このセクハラ訴訟の取り下げは政治マタ―といえます。このセクハラ訴訟の取り下げに関して暴力団・右翼が介在しいたということは、政治マターに暴力団・右翼が介在したということです。
一人の衆議院議員として、また新潟県6区の政治に責任をもつ政治家として、この事実は絶対に看過することができない由々しい事実です。この事実を明らかにすれば、暴力団・右翼から脅迫や危害が関係者や私に対し加えられることは十分に予測されます。しかし、それを恐れていたのではこのような無法を許すことになります。そこで、警察当局と十分相談し、また関係者の警護に万全の措置が取られることを確認し、私はこの事実を明らかにするため5月21日午後3時20分、私の上越事務所で記者会見しました。
ほとんどのマスコミがこの記者会見に来ておりました。本日(5月22日)の新聞では、『読売新聞』新潟版と『新潟日報』にしか記事としては載っていませんでした。今後どのように報道されてゆくのか見守ってゆきたいと思っております。皆さんもご注視いただきたいと思います。
しかし、マスコミがどのように取り扱おうが、少なくとも新潟県6区の政治に暴力団や右翼が介在・介入することだけは、私は身命を惜しまず、断固として戦っていきます。それは、私の避けることができない義務と心しています。皆さんのご理解とご支援を心からお願い申し上げます。
20:50 議員会館にて 白川勝彦自民党代議士