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回答先: Apple、独Springer & Jacoby社の広告に抗議か 投稿者 MIROKU 日時 2000 年 6 月 08 日 17:34:29:
独広告代理店、Appleに「遺憾に思う」と謝罪か(Mac Fan Net News)
今月始め、米Apple社のロゴと登録商標を無断で使用したことで、Apple社に法的な
措置まで検討させた、ドイツの広告代理店Springer & Jacoby社は、ドイツの業界紙
に全面広告を掲載することで、近く謝罪する見込みです。そして、同社の意志が伝わ
らなかったことに対して「とても遺憾に思う」と公式に表明しました。
ベルリンに本社を構える、Springer & Jacoby社は、今月始めに同社が掲載した「I
LOVE YOU」ウイルスで苦しむWindowsユーザーをあわれむ内容の新聞広告の中で、
Apple社の商標の使用したことについて謝罪するために、ドイツの広告業界誌
『Advertising & Sell』誌の広告欄を購入しました。
しかし、新しい広告において、広く謝罪するために、Springer & Jacoby社は、1998
年から始まったApple社の広告を勝手に変えたものを掲載しました。
親愛なるSteve Jobs様:
クレイジーなひと、はみ出し者、反逆者、トラブルメーカー、不適任者、特別な
ものが見えるひと、規則に縛られるのは好きではないひと、現状の地位に満足
できないひとは、Apple社のトレードマークを無断で使用したと非常に遺憾に
思っています。
Springer & Jacoby社の代理人は、謝罪の掲載は、代理店側としては「形式なもの」
であって、ドイツの法廷の裁定の結果でもなければ、Apple社とこの件に関して正式
に和解したからでもない、とMacNNに答えました。
Apple社は、Springer & Jacoby社が今月始め、およそ1万3,800ドルを支払ってドイツ
の日刊紙『Welt』に全面広告を掲載したことについて、法的措置を検討していまし
た。その広告は、最近のウイルス攻撃によって影響を受けたドイツのWindowsユー
ザーに「We love you」と語りかけ、Macユーザーは、事実上、そのウイルスから逃
れていたと述べていました。
Springer & Jacoby社は、その広告を掲載する前に、Apple社の登録商標を使うことが
できるか質問し、公式に「使用できない」と回答を受けていました。それにもかかわ
らず、Springer & Jacoby社は、それがApple社のための無料の広告であって、他の
どの会社もうれしいものであったと主張して、広告を掲載しました。
アメリカの法廷制度と違って、ドイツの法律では、少なくとも、最初の違反に関し
ては、そのような登録商標の使用を許しています。情報筋は、今月始め、Springer &
Jacoby社に起こりうる最悪の事態は、謝罪の広告を掲載することであるとMacNNに話
しましたが、法的措置は、現在、検討されていないようです。
【Brad Gibson/MacNN】
独Springer & Jacoby社
http://www.sj.com/german/fresh/welcome.html
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