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[ワシントン 6日 ロイター]
米国防総省は、朝鮮戦争に参加した米空軍機が米陸軍の要請で前線に接近していた民間人の一団に銃撃を加えたとのメモについて調査中であることを明らかにした。
メモの内容は、6日のCBSテレビで初めて放映されたもので、米海軍のクレイグ・クイグレー大将は、戦争初期に送付されたこのメモの真贋に疑念の余地はないと指摘した。
メモは1950年7月25日付で、ある空軍大佐が書いたもの。同大佐は、「陸軍が、陣地に接近している避難民のグループを銃撃するよう要請してきた。現時点までに、われわれはこの点で陸軍の要請に応えた」と書いている。
クイグレー大将は、メモに関する報告は今月末の朝鮮戦争50周年記念式典までに提出されることが期待されていたものの、まとめるまでに数カ月かかる見通しを明らかにした。